シリーズ「情景写一句」紅葉真っ盛り 猪名川サイクリングロード




写短説:辻 直之
気分が優れない朝。そういうときは、気分転換にいつもの猪名川サイクリングロードへ。
紅葉真っ盛りの土手沿いの紅葉を横目にして自転車で疾走。

新俳句:矢野文久
「秋萌えて 気分爽快 風を切る」

紅葉真っ盛りのサイクリング、煩わしさを忘れて風を切る。生きている実感が湧いてくる。自然に感謝!

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シリーズ「情景写一句」深まる秋に別れを告げて




写短説:辻 直之

今朝の豊島公園の大ケヤキ。ずいぶんと落葉が進んでいる。
木が葉を落とすように、身についたストレスを解消したり、部屋にたまったいらないものを断捨離しないと新しい芽や葉は付かないでしょう。

新俳句:矢野 文久
「未練なく 深まる秋の 心地良さ」
息吹きの春、力強い夏、そして、自分を情緒的にしてくれた秋。そんな秋に別れを告げて迎える冬も、また、楽しみ。

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シリーズ 情景写一句 : こころ花




写真撮影及び写短説 : 辻 直之

新緑の季節の始まり。豊島公園のツツジが咲き始めている。朝の散歩でこころにとまる花は、その日の気分によって変わる。こころ模様は花模様。

新俳句及び短文 : 矢野 文久

「癒される 人それぞれの 心花」

人にはそれぞれ、好き嫌いの花がある。その理由を聞かれても、はっきり答えられない。大きさ・型・色・香り等、好みの要因は様々。昔、好きだった花が嫌いになる場合もある、この事は、人間関係にも当てはまる。人間は、身勝手な生き物なのだ。それでもこの瞬間、世界のどこかで、多くの花ばなが誰かの心を癒している。

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シリーズ 情景写一句 : 二分咲き桜




写真撮影及び写短説 : 辻 直之
撮影日 : 2016年3月31日

白々と夜が明けてゆく豊島遊歩道で桜が二分咲きだ。
桜舞台の幕開き。今年の桜はどんな咲き方をするのだろう。そして、また桜吹雪きとともに幕じりを迎える。桜夢舞台の公演に酔いしれる。

新俳句及び短文 : 矢野 文久

「戻りたし 二分咲き桜 我が人生」
人間誰しも、二十歳の頃に戻れたら、人生をやり直してみたい、と思う時がある。

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シリーズ 情景写一句 : 桜の蕾に飛行機が




写真撮影及び写短説 : 辻 直之
撮影日: 2016年3月28日

早春と言えど吹き抜けの広場でうける風はまだ冷たい。ソメイヨシノの開花宣言から数日経つ。豊中市豊島地区にある「ふれあい広場」の桜は蕾のまま。その蕾を見上げていると飛行機が通り過ぎてゆく。

新俳句及び短文 : 矢野文久

「 天見上げ つぼみ桜に 冬惜しむ」

そろそろ桜の花が咲く春。春が過ぎれば、暑い夏が訪れる。そう思うと、慣れ親しんだ冬を惜しむ心が湧いてくる。

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シリーズ「情景写一句」晩秋の服部緑地の楓






写真撮影及び写短説: 辻 直之

晩秋の楓。昨年同日に訪れたときは、真っ赤に紅葉していた服部緑地の楓。今年は、暖冬の影響で紅葉は8分程度。艶やかのなかに凛とした佇まいを感じる。

新俳句及び短文: 矢野 文久

「萌え上がる 秋天高く 勇気涌く」
眺めているだけで、生きる勇気が湧いくる迫力を感じます!

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シリーズ「情景写一句」初秋の朝焼けを望む




写真撮影及び写短説 : 辻 直之
健康維持と気分転換のために始めた早朝散歩。
地域清掃ボランティア活動を兼ねて散歩に出ることもある。
ご褒美は、見事なまでの朝焼けとの遭遇。
清廉さと活力をもらう。

新俳句及び短文 : 矢野 文久
「身も軽く 心活き活き 秋の朝」
晴れた初秋の朝、恵まれた天気と健康と精神に感謝しながら散歩する。
人生、嵐の日があるから晴天に喜びを感じる。
一病息災、与えられた今を活き活き生きる。
たとえ明日倒れても。

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シリーズ「情景写一句」: 豊島公園の朝焼け





写真撮影及び写短説: 辻 直之
6月になり日の出の時間が早くなり、朝焼けを望むために早起きをする。晴れた朝、4時半に豊島公園に向かう。体はまだ起きていないが、心は弾む。


新俳句及び短文: 矢野 文久

「朝焼けに 心ときめく まだ青春」 
朝焼けに感動できる自分を客観的に見れば、心年齢は若い。実年齢がどうあれ、心の若さは失いたくない。

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シリーズ「情景写一句」: 豊島公園花壇





写真撮影及び写短説: 辻 直之

「緑化リーダー養成講座中級コース10期生」制作による豊島公園花壇。
協働のまち、豊中市のひとつの成果。素晴らしい取り組みにより、公園を訪れる市民に晴れやかで清々しい憩いの場を与えている。

新俳句及び短文: 矢野 文久

「花愛でる 優しき人に 幸溢る」 
花を愛し育てる人は、動物や人間や環境等にも上手に対応して、喜びを感じる事が出来ます。

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シリーズ「情景写一句」:二度咲きバラ




写真撮影及び写短説: 辻 直之

何かの本で「人生の女神」は二度現れる、と書いてあったのを思い出す。ただ、女神の訪れを感じて、彼女を抱きしめることができるかはあなた次第とも付け加えられていた。

新俳句及び短文: 矢野 文久

「人生は 二度咲く薔薇に あやかりし」 

薔薇は初夏と秋に、年に二度咲く。自分の人生も、青春期が一度目の開花で、これから二度目の花を咲かせられる、と信じたい。さぁ、もう一花咲かせるぞ!

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