ジュエリーコーディネーター機関誌

一般社団法人日本ジュエリー協会認定 ジュエリーコーディネーター機関誌、最新号「ジュエリーコーディネーター 2013 62号」を拝見しました。

巻頭インタビューは、6月に新たにJJA会長に就任された丸山 朝(はやし)氏を迎えて。主な内容は、メイド・イン・ジャパンを担うジュエリーコーディネーターの役割りと期待について。

露木 宏氏による連載「近世日本の宝飾文化史」は、江戸時代末期(幕末)開国前夜の和・洋の装身具(19世紀中頃)その2。

8/27〜8/29に東京ビックサイトで開催された「JJA2013」について、「眼で見るジャパンジュエリーフェア2013」と評し多くの写真が掲載されています。

渥美 郁男氏の特別寄稿「温故知新 宝石産地を訪ねて」は、「スリランカ 3」。スリランカ産のサファイアの加熱処理について言及。

その他の内容として、JJAセミナーレポートなどがあります。

1382398509828.jpg

| | コメント (0)

ジュエリーコーディネーター 2013 61号

1374042226350.jpg
一般社団法人日本ジュエリー協会認定 ジュエリーコーディネーター機関誌「ジュエリーコーディネーター 2013 61号」を拝見しました。

連載「近世日本の宝飾文化史 8」は、江戸時代末期(幕末)の事例と解説。様々な櫛や笄が写真で紹介されています。銀製の簪には、サンゴやめのうが装飾してあるものもあり、蒔絵櫛など工芸品として美しいものがあったようです。

小間物屋は、江戸時代に始まった商売で、髪飾りや化粧品など女性のおしゃれ用品を扱っていました。小間物屋は、時代劇で登場しますが、江戸時代からスタートしたことを知りました。

日本の宝飾文化を系統的に勉強できる貴重な連載ですので、ジュエリーコーディネーターの皆さんは、是非目を通しておいてはいかがでしょう。

| | コメント (0)

ジュエリーコーディネーター 2013 60号

ジュエリーコーディネーター 2013 60号
一般社団法人日本ジュエリー協会認定 ジュエリーコーディネーター機関誌「ジュエリーコーディネーター 2013 60号」を拝見しました。露木 宏氏連載「近世日本の宝飾文化史 」の今号は、江戸時代後期2〜髪飾り全盛、指輪と帯留も始まる〜。JJAセミナーシリーズは、宝飾業界の中長期展望、カラーコーディネート、お客様心理、宝飾品の作り方実践講座でバランスがとれているとおもいます。

新規の取り組み「エンゲージメント・プロジェクト」の案内、渥美郁男氏「宝石産地を訪ねて」など読みどころ満載。

特筆すべきは、「この夏、JCとGGの交流会」の対談。佐藤郁雄JC部会長と藤田健GG同窓会長との対談。JCとGGの交流が始まる、ということは、ジュエリー業界にとって画期的な出来事だとおもいます。開催は、JJF(ジャパンジュエリーフェア)の会期中で、詳細は、JC誌次号で案内があります。

| | コメント (0)

日本ジュエリーアート展、日本ジュエリーデザインコンペティション

日本ジュエリーアート展、日本ジュエリーデザインコンペティション
昨日、伊丹市立工芸センターで、「第27回公募2012日本ジュエリーアート展、第2回日本ジュエリーデザインコンペティション」を見てきました。

個人的には、併設展示「ジュエリーの起点と作品展」〜発想、アイデアソースから導き出された作品と表現〜が新鮮でした。

若いひとのおおらかな発想や表現力は、本当にいいですね。

| | コメント (0)

天然石、宝石&アクセサリー、ジュエリー

世はストレス社会。体や心にさまざまなストレスを感じます。「ストレスは、生活の良きスパイス」とも言われ、活動の動機付けにもなり得ます。

古来より、宝石にはパワーが宿ると信じられ守護石として騎士、あるいは武将が身に付けるようになりました。

宝石の神秘的なパワー、効用を解説した専門書が書店に並んでいます。

健康ブレスレットブーム以降、宝石、特に天然石アクセサリーに特化した専門店がショッピングモールに多く出店するようになりました。それに比較して、ライトジュエリーといわれる安価なジュエリーが主体のショップは、減りつつあります。

その現象は、百貨店1階の売場で顕著です。

ここのところ、問題なのは、既存のジュエリーショップの迷走ぶりです。貴金属買い取りを大々的にアピールしたり、客寄せの目玉なのか、1000円以下の天然石アクセサリーを店頭の目立つところにディスプレイしています。完全に貴金属・ブランド買い取り専門店や天然石アクセサリーショップとかぶっています。

お店のコンセプトやお店のスタイルをそういったジュエリーショップからは、全く感じられません。何でも屋、よろず屋と言えば、そうでもなく、安価なダイヤモンドジュエリーばかりがめだちます。最近では、地金高騰の影響でK10のジュエリー?も幅をきかせています。

こういうお店が、宝石専門店、ジュエリー専門店として果たして再生できるのか甚だ疑問です。

| | コメント (0)

ジュエリーコーディネーター 2012 56号

ジュエリーコーディネーター 2012 56号
ジュエリーコーディネーター 2012 56号を拝見しました。

露木 宏氏連載「近世日本の宝飾文化史」3は、江戸時代前期 日本固有の装身具、髪飾りの誕生について。

今号には、ジュエリーコーディネーター1級、2級の過去問題が2ページにわたり紹介されています。難問にチャレンジしてみましょう。

ルーペの使い方・応用編 Part-2は、プロから学ぶ「作りの善し悪し」。製品検品について写真付きで解説。ジュエリーの善し悪しが分からないとジュエリーを販売できません。

この人に聞くのコーナーは、鉱物学、
宝石学の権威、東北大学名誉教授 理学博士 砂川一郎氏。貴重なお話しに耳を傾けましょう。

| | コメント (0)

ライトジュエリーのゆくえ

だれが命名したのか「ライトジュエリー」。ハイジュエリーの対語であれば、「ロウジュエリー」なはず。さすがに、「ロウ」という言葉は、印象が悪いので「ライト」にしたのでしょう。

ブランドショップ系のライトジュエリー。一時期は、百貨店1階の売場で大いに展開していました。大阪梅田の百貨店激戦地区。改装、新店の百貨店売場から、そのライトジュエリーが消えつつあります。

ああいう無個性なジュエリーは、ブームが去ればいずれ消え失せると思っていましたが、その通りになってます。

さすが、大阪は、見切りが早いです。「見切り千両」とは、よくいったものです。

| | コメント (0)

ダイヤモンドのオートクチュール 「Timeless Message」

平成21年、創業者から当時LVJグループ(株)フェンディジャパンカンパニーCEO だった田島寿一氏を社長に招聘した田崎真珠。低迷していた業績からどう反転させるか注目をされていました。

今年、ダイヤモンドのオートクチュール「Timeless Message 」を発表。4月22日を「ダイヤモンド原石の日」としました。

さて、雑誌「pen 」12月号に数ページにわたりTimeless Message の広告を掲載しています。DTCのサイトホルダーの強みを生かし原石から製品に至るまで一貫した体制を強調。同社ディアマンテール戎谷公伸氏にフォーカスをあわせたストーリーを展開しています。

製造から小売りまでを統合した最も垂直統合度の高い業態を示す「SPA 」は、ティファニーの成長戦略のひとつ。田崎真珠もその戦略を踏襲するつもりでしょうか。

尚、11月25日から12月25日まで、銀座本店にて、俳優玉木宏による「Timeless Message 」写真展が開催されます。

| | コメント (0)

ティファニーの成長戦略

WBSで、ティファニーの取材リポート。売上の昨年対比25%up の理由をティファニーのCEO は、ライフタイムティファニーの浸透と富裕層への積極的アプローチを挙げました。番組コメンテーターは、加えて、SPAをその理由に追加。

ティファニーの成長戦略の三要件を日本のジュエリー専門店に置き換えるなら、「ショップオリジナルを強化し、【らしさ】をアピール」、「知的富裕層へのアプローチ」、「顧客との関係を強化し【ご贔屓】を増やす」でしょうか。

| | コメント (0)

ジュエリーコーディネーター 2011 54号

「ジュエリーコーディネーター 2011 54号」を拝見しました。

山口遼氏の「近世ジュエリー史」連載が前号で終わりました。今号から露木宏氏の新連載「近世日本の宝飾文化史」が始まりました。巻末に6ページにわたり「近世ジュエリー史」年表が掲載されており、これは、永久保存版として価値あるものとなるでしょう。

ルーペの使い方・応用編「プロから学ぶ作りの善し悪し」が丸川隆英氏により掲載。プロとして製品の善し悪しをルーペを使って検品する具体例を示しています。

JJA は協会会員による一般向けの「JJA ジュエリーつながり愛キャンペーン」を主催、2011年10月から約3年間にわたって継続的なキャンペーンを展開するという告知がありました。

いずれも業界にとって大変有意義な情報です。しっかりチェックしておきましょう。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧