「母校通信 125周年記念号」関西学院同窓会




関西学院同窓会から「母校通信」が送られてきました。134号は、125周年記念号になっています。

巻頭対談は、「新学長に聞く」。関西学院大学学長村田治氏に関西学院大学同窓会会長、阪急電鉄株式会社相談役大橋太朗氏と関西学院大学法学部卒業生で弁護士小島幸保氏ふたりがインタビューしています。

目指すべき人間像「Mastery for Service を体現する世界市民」について大学側の中長期にわたる計画と同窓生のサポート活動が紹介されていました。

スクールモットー「Mastery for Service 奉仕のための練達」は、個人的にも日々の行動指針にしています。

ますますボーダレスになる世界。日本だけにとどまらず世界に向かってチャレンジする人材が本当に必要になっています。まさに「世界市民」になる自覚が若者たちに必要になるでしょう。

地元大阪に戻った今、私自身は「一灯照隅」の実践をこれからのメインテーマにしています。

30代に積極的に海外に行くようにしました。当時は無駄金と一部で揶揄されましが、今となってはとてもプラスになっています。

感性豊かな若いころにこそ海外で生活したり仕事にチャレンジしてもらいたいものです。

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関西学院大学「ホームカミングのつどい」

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今日、11月23日、午前10時より関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス高中部礼拝堂にて「ホームカミングのつどい」があり、参加してきました。

メインゲストは、卒業25周年、同35周年、及び50周年以上の関西学院大学卒業生。私は、53年卒で卒業後35年にあたります。

グリークラブ新月会による校歌「Old Kwansei」の合唱、参加者一同による校歌「空の翼」と賛美歌「聞けや愛の言葉を」の合唱、関西学院の新基本構想・新中期計画の進捗状況の説明など関学らしい内容のつどいでした。

関学のスクールモットーは「Mastery for Service」で「奉仕のための練達」と訳されています。隣人、社会、社会に仕えるため、自らを鍛えるという精神の体現を卒業生のひとりとして目指すことを心新たにした一日となりました。

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GIA JAPAN大阪校セミナー “ジュエリー加工の良し悪しはここを見ろ!”

 来る6月10日、GIA JAPAN大阪校にて、黄綬褒章受勲 日本最高峰のジュエリークラフトマン、丸川 隆英(まるかわ たかつね) 氏が語るセミナー「ジュエリー加工の良し悪しはここを見ろ!」というセミナーがあります。以下、概略をご紹介します。

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 世の中にはさまざまなランクのジュエリーが販売されていますが、残念なことに今の日本市場では「高価な商品=高品質な商品」と言い切れないのが実情だと感じます。はたしてそのジュエリーが、価格に見合った高品質な商品に“仕立て”上げられているのかどうか?

 それを判断するには、ジュエリーの加工の良し悪しを見極める眼を持たなければいけません。

 今回のセミナーは、40年以上にわたり多数のハイジュエリーを世に生み出し、世界に誇る事ができる「つくり」の技を極めてこられた、日本最高峰のジュエリークラフトマン 丸川隆英氏を講師にお迎えして、宝飾品加工職人の視点でジュエリーの品質の見極め方を、実物を見ながら解説して頂けます。

◎講師プロフィール

丸川 隆英(まるかわ たかつね) 氏

1947年大阪生まれ。ジュエル丸川主宰。

日本で唯一、業界の3大タイトルと言われる「一級技能士全国競技大会1位」「現代の名工」「黄綬褒章」を制覇したクラフトマン。

■開催日時 / 6月10日(水)18:30~20:00(受付開始18:00)

■場  所 / GIA JAPAN 大阪教室

■会  費 / 3,000円(GIA JAPAN会員・受講生・卒業生) 5,000円(一般)

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追記 今(5月8日 午前7時)GIA JAPANのサイトを確認しましたら、上記のセミナーはもうすでに定員いっぱいになってしまったようです。このセミナーのご案内は、5月7日のGIA JAPANのメルマガで知ったのですが、すぐ定員に達したようです。

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「接客サービスマナー検定」に思う

NPO法人 日本サービスマナー協会が実施しています「接客サービスマナー検定」。

 6日にこのブログでご紹介しました「マナー検定」。よく似た検定試験があるものです。

公式サイトより引用
「エアライン・ホテル・旅行・ブライダル・リラクゼーション・ブランドビジネスなど、ワンランク上の上質な接客サービスが求められる業界での能力を判定する新しい検定試験です。
立ち居振る舞いや接客サービスの基本からビジネスマナーなどの様々な知識・技能により、ビジネスの世界でお客様に対して好印象を持っていただけるような人材の育成を大きな目的としています」。

 我々学生時代、適齢期を迎える女性は、花嫁修業として「茶道(お茶)」「華道(お花)」のひとつは習っていたようです。習い事のなかで、自然と礼儀作法が身についたものです。いまや適齢期というものがなくなり、花嫁修業という美風もなくなってしまった今日、「マナー」や「作法」を検定試験で学ぶ時代になってしまいました。

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山梨県立宝石美術専門学校、3次出願も定員割れ

 山梨日日新聞Web版で、「山梨県立宝石美術専門学校の第3次一般入試の出願状況が26日まとまり、出願者は2人だった。2人が合格した場合でもトータルの合格者は25人と定員(50人)を大きく下回る。同校は異例の第4次募集をする方向で検討している」という記事を見ました。

 山梨県立宝石美術専門学校は、宝石学・宝飾美術を専門とした全国唯一の公立専門学校です。

 尚、同校は「第3次入試の合格発表までに、4次入試を行うか決めたい」としています。同校の入学者は2007年度49人、08年度42人で、2年連続で定員割れとなっています。

 山梨の地場産業である水晶研磨、ジュエリー製造業が地盤沈下し、山梨の宝飾産業自体が低迷しているなか、県立の宝石美術専門学校に入学志願者が3年連続で減っているという事実を改めて知ると、今後のジュエリー産業の先行きの暗さを感じないわけにはいきません。

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きのうの評論家、あすの専門家

 その道の専門家であれば、常に新しい理論、技術を研究しておかなければなりません。「きのうの評論家」は必ずしも「あすの専門家」になりえません。とかく専門(評論)家に相談すると、新規事業、新企画には否定的になりがちです。過去の歴史や事例にはものすごく詳しく、それらを引き合いに出して、否定的な要因を並べたてます。それが、知識人、専門家であるかのごとく。

 真の専門家であれば、新しい事象には敏感であるはずです。過去の事例を判例として、それに当てはまらないものは、否定するようでは、ただの物知りなだけです。

 物知りが専門家たりえた時代は終わりました。疑問があれば、インターネットなどで調べれば、大抵のことはわかる時代になりました。あすの専門家になるためには、想像力がなければなりません。想像力こそ、時代を切り開くことができる専門家の第一素養になると思います。専門家ばかりでなく、事業家にとっても同じことがいえます。

 企業のトップのなかには、自社の事業について、まるで評論家のような分析をする方がいます。事業家が評論家になることぐらい悲しいことはありません。トップ自らチャレンジ精神を持って、夢を語るようでなければ、誰もついてこないと思います。

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観光系大学と宝飾専門学校

 観光系大学とは、ホテルでの接客や海外旅行の添乗員など、観光に関連する人材を育成する学部・学科を持つ大学の総称。平成15年に始まった「ビジット・ジャパン・キャンペーン」など、政府の観光立国推進を背景に、外国人観光客の増加、観光業界の雇用拡大が見込まれることから、観光系の学部・学科が相次いで新設されました。

 昭和42年、立教大学が観光学科を新設したのが始まり。

 国土交通省が平成16~18年に観光系学部・学科を卒業した学生に行った進路調査では、旅行業が8%、宿泊業7%、旅客鉄道業が5%。観光業界全体でも23%という寂しい結果に終わっています。観光庁が観光関連企業を対象に「求める人材像」を調査したところ、管理職・リーダーとしての素質・適正、どの部門にも対応できる基礎能力、社会人としての常識マナー、などの回答が多く、「経営全般について」学んでほしいというニーズが多いようです。

 しかし、国内の観光系学部・学科でのカリキュラムは、歴史、政治、地理などの社会科学系分野を重要視していて、経営に関しては軽くふれる程度に終わっています。かたや、卒業生の約半分が観光業界に就職する米コーネル大学では、カリキュラムの66.7%を経営分野に割いています。

 日本の観光系学部・学科の授業は、高校生程度の地理・歴史か、もしくは、その延長程度に終わっていてとても総合力のある人材を育成していないようです。業界とのギャップを埋めるべく、観光庁は昨年11月、ワーキンググループを立ち上げ、今年度末をめどに、観光業界の就職につながるカリキュラムに着手しました。

 さて、宝飾業界においても、業界から求められている人材像を的確に把握し、専門学校での授業を変えていく柔軟性が求められていると思います。

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宝飾関連専門学校を選ぶ基準

 宝飾関連会社に就職する前に、専門学校にいっておこう、あるいは何か資格を取っておこうという考えはおおいに褒められるべき姿勢だと思います。

 ただ、どこに行ったらいいのか全くわからず、やみくもに質問してくる人もいます。ミクシィーなどのSNSで、「GIAにいこうと思うがどうか」「ジュエリーコーディネーター資格の認知度について」などなどの質問があちこちのコミュニティーに書き込まれています。

 こういった人たちの多くは、それぞれの専門学校をネットで調べたり、学校に資料請求することもなく、ただ安直に、人に聞いたほうが早いし、ネットでアドバイスがもらえるのなら「超ラッキー」程度に考えているのでしょう。

 私はこういう類(たぐい)の質問には、一切答えることはありません。

 と、突っぱねるだけでは、「ただの批判家」になってしまいます。ですので、ここで、ひとつアドバイスをしておきます。

 ある著名人は、教育の本源は、「3H」だといいます。

Head(知識の習得)

Hand(技術の取得)

Heart(心の持ち方)

 さて、あなたは、学校を選ぶまえに、まず、知識を得たいのか、技術を習得したいのか、それとも歴史などからその職業における心のよりどころを会得したいのか考えてみてください。

 この3Hをバランスよく持ちあわせていれば一流だと思います。スポーツであれば、「心・技・体」の充実などとよくいわれますね。

 仕事をするうえでは、体力も勿論必要ですが、それよりも、その道の専門知識がどうしても必要になります。だから、ここでは「心・技・知」と置き換えてみるのがいいと思います。

 さて、このすべてを平行して同時に会得しようとする、あるいはできる人は、ほんの一部のスーパースターだけです。まずは、自分で優先順位をつけることです。そのうえにたって、学校側に質問してみてください。「貴校では、この3Hについて、どういうバランスで授業をされていますか」「どういうステップで取得できるシステムになっているのでしょう」と。

 「百聞は一見に如かず」なので、学校を訪問したり、体験受講のシステムがあれば、それを利用して、あなた自身の目と感性で、その学校の3Hを判断してください。

 では、皆さんのご健闘を祈ります。

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「JBS宝石鑑定士資格」養成講座(ディプロマ編エメラルド)にオブザーバー参加

Jbs

 9日、10日、「JBS宝石鑑定士養成講座」(ディプロマ編エメラルド)が、東京教室で開催されます。本日、10日のみ、オブザーバーとして参加してきます。

 楽しみです。

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NGS・GIA-CLUB 総会

 27日、東京・台場「ホテル日航東京 ローズルーム」で、午後6時より、「NGS・GIA-CLUB 第2回総会」があり、参加してきます。総会のあと、海の見える宴会場「サンセットテラス」にて親睦食事会があります。聞くところによりますと、とても景色のいいところで、おいしい食事が楽しめるようなので、今から楽しみにしています。

 業界の諸先輩、後輩たちと、今後の業界について、ジュエラーとしての行動指針など意見交換ができそうです。

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