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宝生家の宝食なる日々〜第3話 (3-22)仁と透とダイヤモンド




透は、仁とともに関西学院大学に通うころ、突然電話で呼び出され、仁がブレンドしたコーヒーを仁の自宅で飲んでいた。

「どや、今回は、キリマンジャロとブルーマウンテンを半々にブレンドしてみた」仁は、アルバイトで阪急梅田店のパーラーと大食堂の厨房でアルバイトにいくようになってから、コーヒーのブレンドに凝っていた。当時、コーヒー専門店では、お店独自のブレンドコーヒーとモカ、キリマンジャロ、ブルーマウンテンなどのストレートコーヒーがメニューの主流だった。

凝り性の仁は、アルコールランプでサイフォンコーヒーを淹れていた。手動式コーヒーミルで豆を挽き、サイフォンで淹れるのでコーヒー一杯出来上がるまで時間がかかった。そのあいだ、仁のコーヒーに関する講釈を透はじっと我慢して聞いていた。

ここ数年、スペシャリティーコーヒーが注目されるようになり、その専門店ができている。コーヒー通の仁は、毎月「銀座カフェーパウリスタ」からコーヒー豆を取り寄せている。

今年春、たまたま散歩中に、オープン間もない「MAHOT」を見つけたのがきっかけで、店に通うようになる。最近になって、コーヒー豆を販売するようになったので、仁はお気に入りのスペシャリティーコーヒー豆を「MAHOT」で買うようになった。

「透、さっきミーティングで話してたGIAのことやけどな」
仁は、抹茶カプチーノをすすりながらGIAのことを切り出した。

続く。

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