宝生家の宝食なる日々〜第3話 (3-17)仁と透とダイヤモンド
合成ダイヤモンドとデビアスについて、長々と説明してきた。ダイヤモンドビジネスの過去現在未来を語るうえでどうしても避けて通れないことなのだ。
「カフェーパウリスタで取り寄せた、夏の贅沢フルーツケーキとチョコレートプリンを持ってきたので、コーヒーとともにみんなで食べてくれ」
仁は、慣れた手つきでフルーツケーキをジェムクラフトのメンバーに均等に切り分けた。ブロック状になっているプルンプルンのチョコレートプリンはちょっぴり苦労しながらお皿に取り分けた。
合成ダイヤモンドがメレーのロットに混入という話題に端を発して、仁と透は今後のダイヤモンドジュエリーについてお互いの考えを語り始めている。
続く。
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