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宝生家の宝食なる日々〜第3話 (3-11)仁と透とダイヤモンド




写真は、「カフェーパウリスタ」森のコーヒー。

仁は透の提案に同意し、関西学院大学のテニス同好会「KGローンテニスクラブ」に入会し、学業、アルバイト、テニスの三つをうまくこなしながら4年間を過ごしていく。

仁と透の再会はこんな感じだった。学生時代、コーヒーが苦手だった透は、今では「銀座カフェーパウリスタ」でコーヒーの挽き豆を購入するほどのコーヒー通になっている。

仁が阪急百貨店のパーラーと大食堂でアルバイトするようになり、パーラーのマスター小阪課長からコーヒーの淹れ方を伝授され、仁のコーヒーへのこだわり、探究心に火がついた。

仁は、アルバイトで稼いだお金で、コーヒー専門店で手動のコーヒーミルを購入。自宅でストレートコーヒー豆を100グラムずつ買ってきては、自分でブレンドコーヒーを作りだした。仁は、自分だけの判断だと頼りないので、透を自宅に招き、透の意見を聞くことにした。

透は、最初はいやいや付き合っていたが、次第にコーヒーの複雑な味わいを知ることになりコーヒー好きに変貌してゆく。

ただ、台所でガリガリコーヒーを挽く音がうるさいと宝生家の特に母と姉に不評だった。しかし、父親の正がコーヒー好きだったので救われた。

「まあ、ええやないか、コーヒーぐらい」ということで、宝生家の女性陣を黙らせてくれた。

今、浅見透が経営する「ジェムクラフト」のキッチンで仁が淹れたコーヒーを透はスタッフとともに飲んでいる。

「6年ぐらい前に、ジンが心配していたことが現実になったな」
透は、合成ダイヤモンド、特に天然メレーダイヤモンドのロットに合成ダイヤモンドが混入するようになったことを深刻に受け止めている。

続く。

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