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宝生家の宝食なる日々〜第3話 (3-2)仁と透とダイヤモンド

浅見透が、南桜塚にある「南桜塚小学校」に小学3年のとき転校してしまったので、暫くふたりは会うことがなかった。地元でガキ大将で運動神経が抜群だった仁は、小学5年生から「豊島小学校」の選抜軟式チームに入り野球に明け暮れていた。

当時、豊中市では、今でいう「少年野球チーム」なんていうシャレたものはなかった。仁が小学5年生のとき、体育の先生が各クラスで野球のうまい生徒を集め即席の軟式野球チームを作った。先生がいうには、2年後、豊中、能勢地区の小学校代表の軟式野球大会が開催されるらしいのだ。仁は、チームのなかで強肩だったのでサードを守ることになった。小学生レベルでは、ボテボテのサードゴロを一塁でアウトにするには相当地肩が強くないとむつかしかったのである。

野球好きの藤波先生のもと、放課後の練習はもちろんのこと夏休みも全て返上して泥まみれになって練習に明け暮れた。チームをA、B、2チーム作り、練習試合も重ねた。チームのにわか監督になった藤波は、本気で「豊能地区」大会優勝を狙っていたようだ。

続く。

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