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宝生家の「宝食」なる日々 〜第1話(1-4) ヒカルのジュエリーコーディネーター3級合格祝〜

宝生家の「宝食」なる日々 〜第1話(1-4) ヒカルのジュエリーコーディネーター3級合格祝〜
一瞬ムッとした仁ではあったが、ここでさらに妻の麗子につっこむのもおとなげがないし、せっかくのお祝いに水をさすこともあるまい。そう気を取り直した仁は、麗子にこう話しを投げかけた。

「ところで、ママからのお祝いは何?」
「これよ、コレ!」
麗子は、冷蔵庫から白い箱を取り出して、テーブルの上においた。目を転じると、麗子はすでにアサヒスーパードライのロング缶を2つ空にしているようだ。

「ムーランちゃんとこのプリン」
ムーランちゃんというのは、豊中市曽根南町にあるフランス洋菓子店「パティスリー J.M ムーラン」のこと。麗子は、懇意になると、なんでも「ちゃん」付けで呼ぶ。フランス人のムーランさんが経営するケーキ屋なのだが、当人は日本語がベラベラだ。聞くと、辻調(辻調理師学校)で長くフランス菓子を教えているとか。奥さんも日本人だ。

「ムーランちゃんが作るプリンは、最高!」確かにそれは、仁もヒカルも認めるところ。

しかしながら、仁はある事情からプリンが苦手になった。

つづく。

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