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宝生家の「宝食」なる日々 〜第1話(1-3) ヒカルのジュエリーコーディネーター3級合格祝〜

宝生家の「宝食」なる日々 〜第1話(1-3) ヒカルのジュエリーコーディネーター3級合格祝〜
「パパ〜、このピンセット、チョー軽いんだけど」
「それは、チタン製。何時間使っても疲れへんでぇ。それに、ダイヤモンドメレ100パー(per :1カラットの100分の1サイズを示す業界用語)に対応できるようピンセットの先は選んである」

ところで、写真は、仁(ひとし)がバイヤー、ジュエリーの企画製造卸をしていたときに使っていた、ルーペ、ピンセット、セーム皮。ルーペは、Rubin 社製。使い込み過ぎて、ルーペのカバーのカシメが取れてしまっている。その右どなりが、18ミリの普通サイズの10倍光学ルーペ。ちなみに、ピンセットはチタン製。
「パパ〜、ジュエリーコーディネーター3級合格したぐらいで、そんな張り込んじゃっていいの」

妻の麗子は、ビールをゴクゴク飲みながら、チャチャ入れだ。ひとり娘のヒカルに甘、甘の仁におおいに不満だ。

「なにいうてんの、ヒカルの就職祝いも兼ねてんねん」
仁は、やいやい文句をいうな、といわんばかりにムッとした

つづく。

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