常連さんからお馴染みさんへ
よくお店にご来店くださるお客さんのことを一般に「常連さん」と言います。関西では、「お馴染みさん」と言ったり、今ではあまり聞きませんが、「ご贔屓さん」と言ったりします。
関西圏は、首都圏と違って、人と人の距離が近く、お客さんと店主がよく会話をします。天候や阪神タイガースの勝ち負けに始まって、お店の品物やサービスについて「突っ込んだ」意見がお客さんから出されます。
そういう辛口のお客さまこそお店にとって大切で財産です。
一般に「常連さん」というより、「お馴染みさん」のほうが、気兼ねなく、お店のいいところやいたらないところを教えてくれそうなニュアンスが感じられます。
専門店にとって、一元さんよりお馴染みさん、ご贔屓すじを多くもつことがお店の安定につながります。さらに、ご贔屓さんは、お店のファンですので、お友達を連れてきて下さったり、口コミを広げてくれます。
地元に根ざした専門店で長く商売を続けてるお店は、お馴染みさんやご贔屓さんが多いものです。
| 固定リンク
「商売」カテゴリの記事
- 常連さんからお馴染みさんへ(2011.08.03)
- 「てらおストア」成長の秘密(2009.02.19)
- お客様との距離(2009.02.05)
- ジュエリーショップにおける「サービスサイエンス」(2009.01.27)
- 「伝えるこころ」とは(2008.07.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント