ダイヤモンドのカラーグレード
ダイヤモンドのカラーグレードをするために使用していました無蛍光紙。折り目が付いていて、写真のように折り込んで使います。
特に、メレーダイヤモンドをアソート(仕分け)するときに使っていました。
市販の紙は、白色を強調するために、ほとんど蛍光塗料を混ぜていると聞いています。ダイヤモンドのなかで蛍光の強いものは、蛍光に反応して青白く光るものがあり、地色を消し、カラーグレードが良く見えます。
そういうことを避けるために、無蛍光の紙を背景にしてカラーグレードを決めるのです。
買い付け、仕入れ時に、カラーグレードを決めるために、マスターストーンを持っていくわけにはなかなかいきませんので、ポイントとなるカラーグレードを大体目で覚えておくのです。
メレーだと、スコップ(宝石専用)で三角形の窪みにザラッと入れてカラーを確認したり、リジェクションします。
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