「努力しない生き方」桜井章一著
いつも頑張り過ぎるあなた。燃え尽き症候群になっていませんか。
オリンピックや大きな大会の後、モチベーションがわかなくなりかつての輝きを失ってしまう一流選手がいます。
会社で栄達を成し遂げたはいいけれど、退職後、何もやる気がせず、日々を無為に過ごしているエリートサラリーマンも多いようです。
特に、真面目な会社人間は要注意です。
裏プロの代打ちとして20年間無敗の伝説を築いた桜井章一氏。このブログで、桜井章一氏の著書「負けない技術」を以前紹介しました。
蟻地獄から脱出するためのヒントは「努めて力まない」柔らかな生き方にある。
「私は、現代人の生き方を足し算的な生き方だと思っている。大多数の人が、今よりもっと成功したい、今よりもっとお金を増やしたい、今よりもっと幸せになりたいといった希望を抱き、ひたすら努力してきるさまを見るとそんなことを思わざるをえない」。
本の冒頭、そう語る桜井氏。
「努力しない」から、いい結果になる
「何もない」から、満たされる
「求めない」から、上手くいく
など。
努力を重ねて成功を目指す生き方とはかけ離れた考え方。老荘的な発想かなぁと思っています。
自分では、無理をしないシンプルライフを目指しています。
もともとは、足し算的な生き方ではなかった私。振り返ってみると、東京では足し算的な生き方をしていた時期がありました。今考えると、随分無理をしていたなぁと思います。世間的な評価とはうらはらに、心身ともに疲れ、嫌な人間だったように思います。
いろんなことでちょっと疲れたあなたにお勧めの新書です。
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