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お金たりない、宝石いらない

お金たりない、宝石いらない
阪急宝塚線の駅の広告。


「お金たりない、宝石いらない」
そんな時
宝石鑑定士
〇〇質へ


「お金たりない、宝石いらない」というキャッチコピーは、宝石愛好家にとっては、衝撃的な印象を受けます。宝石を即物的に換金する手段と位置付けることには抵抗感があります。


バブル時期に、銀座のホステスさんあたりが、お客様からジュエリーをプレゼントされ、さほど思い入れもないので換金してしまおう。


そんなジュエリー、宝石ばかりではないはず。そう思いたいのです。


私個人としては、宝石専門店が、「宝石、貴金属の買い取り」業務をすることには、一貫して断固反対しています。


第一に、ジュエリー・宝石を買い求めるお客様と、ジュエリー・宝石を手放すお客様とは、客層がまるで違うこと。生活費に困って宝石を売るお客様が、再来店して新しい宝石を買う可能性は極めて少ないと考えられます。


第二に、宝石の鑑別・評価は、専門的な知識、経験と高額な光学器機が必要なこと。


第三に、宝石専門店が大々的に買い取りの看板をだすと、お店の品格が落ちると、個人的に感じるから。


宝石専門店がやるべき第一義は、一体なんなのか、お客様が宝石専門店に求めていることは何か、考えてみれば、答えは自ずと見えてくるはずです。

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コメント

たしかにこのコピーには衝撃(下品さ)を感じます。
また、ご指摘はもっともな事だと思います。
宝石業界が「資産になる」と売りつけてきた結果がここにあるとも言えると思います。

ただ分かって頂きたいのは、消費者は「石」を処分する方法がない。別にお金に困っている訳ではないとして、不要なもの(若い時のジュエリーだったり)は存在する。
お店に言うとリフォームで石を追加しましょうとしか言わない。
(これは極論なので、良心的なお店の方には申し訳ない例えです)
死蔵している「石」を何とかしたいというのは、需要自体はあると思います。そこを業界として考えて、品位ある方向にもっていっていただきたいです。

投稿: thistle | 2009/11/17 22:17

いつも勉強になる事ばかり・・・大先輩のお言葉は、我々若い者にとって、大きなエネルギーとなります。

「お金たりない、宝石いらない」

まさに、その通りですよね。

私も仕事柄、日本中の宝石店を廻っております。

http://www.e-tkb.com/t-kimura/kimura.cgi

メーカー販売員として年間60会場はお手伝いしていた展示会販売に違和感を覚え、「店頭販売強化の起点はブライダルにあり」と考え走り回りました。

なんとなく全国に仲間が増え、微力ながらサポートし続けています。

http://ameblo.jp/juho-kimura/

これからも、ブログ記事を楽しみにしています。ぜひ勉強させて下さい。


PS いまGIA.GGを取得するために通信教育で頑張っています。昨日も御徒町のGIAに行き鑑別の講習を受けておりました。何か良いアドバイスがあったら教えて下さいね(笑)

投稿: 木村亮治 | 2009/11/04 10:20

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