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ルイ・ヴィトンの新しい広告

ルイ・ヴィトンの新しい広告
ルイ・ヴィトンの新聞広告。


全文をご紹介します。


小さなプリーツー秘められた職人の手仕事

言葉では語り尽くせないーそれがルイ・ヴィトンのクオリティである。時を超えて職人たちに密かに受け継がれる繊細な手仕事や、生来の才能と磨かれた匠の技との融合なしには生まれないもの。財布の角に丁寧に折られた小さな五つのプリーツと耐久性との関係。それらは秘められたままにしておこう。いつか時が答えをくれるから。


ルイ・ヴィトンの広告に変化がみられます。


ブランドのイメージを全面に押し出す広告から、細部にこだわる匠の技を主張するものへ。


高級品である所以を具体的にアピールしています。


イメージから匠の技へ。高級品の広告が変わりつつあります。

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In The Garden ニュース 第14号

In The Garden ニュース 第14号
有限会社ニックス・ファクトリーから「In The Garden ニュース 第14号」が届きました。

第14号の内容は、以下の通り。

今月の新作
アズール アンシャン いにしえの蒼


諏訪北澤美術館 個展 「花神降臨」
3ヶ月の個展を終えて


日々を彩る花たち
ナナカマド


In The Garden アトリエ個展のお知らせ

トップの写真の作品は、お客様より預かった4ctのペアシェイプにプラチナベースのプリカジュールエナメルをあしらった逸品。


6月24日から9月23日まで、諏訪北澤美術館で開催された中嶋邦夫個展は、約4万人の来場者があり、大盛況のうちに終了したようです。


その個展の総括した文章のなか、「ジュエリーは私たちの手を離れた時点ではまだ未完成で、お客様の身につけていただくことで本来の美しさを発揮する、お客様と一体となって始めて完成する工芸品です」と語っています。


まさに、その通りですね。


そういう思いで作られたジュエリーをこれからお客様に提供してこそ、真の宝石商といえるでしょう。


どこにでもある商材を提案するのではなく、「思い入れ」のあるジュエリーを「思いを込めて」販売していく、そういう姿勢が求められいる、と思います。

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宝石店の没落とダイヤモンドの呪縛

日本でデビアスが盛んにダイヤモンド婚約リングのプロモーションを始めて以来、急速にダイヤモンドジュエリーが売れるようになりました。


スイートテン、テニスブレスレット、エタニティーリングなどの企画がヒットし、ダイヤモンドジュエリーは宝石店のマストアイテムになりました。


4Cが普及し、メレーのような材料モノ以外のダイヤモンドラウンドブリリアントは、ほとんどが紙付き(ソーティング付き)で流通するようになり、ある意味、誰でも扱える商材になりました。


バブル時期、景気の押し上げも手伝って、業界規模は3兆円を超えるほどに成長しました。ダイヤモンドジュエリーは、その成長に大きく寄与しました。


反面、日本の宝石商、宝石店は、「ダイヤモンドの呪縛」に取り憑かれ、没落の一途を辿ることになるのです。


ダイヤモンドが売れるとなると、大手時計メーカーや真珠養殖卸がダイヤモンドを取り扱うようになり、商社がダイヤモンドジュエリーを流通させるようになりました。


百貨店やショッピングモールなど全国展開している大手小売店チェーンのなかには、看板は、宝石店でも、内容は、ダイヤモンドジュエリーショップと見紛う店舗が多いものです。

流通の川上では、数パーセントの利益を稼ぐために、長期サイトの手形取引を繰り返し、企業体力を消耗させてきました。


末端では、4C評価による価格競争の渦のなかにはまり込んでいます。


そんななか、少数派ではありますが、ダイヤモンドジュエリーを店に置かないで色石のみで勝負し成功している小売店があります。


このブログで言ってきましたが、宝石専門店でありながら、お店にほとんどダイヤモンドジュエリーが並んでいるのは、フルーツ専門店にイチゴばかりあるのと変わりないのです。

専門店としては、ありえないことです。

リニューアルした阪急うめだ店から、中途半端なダイヤモンドライトジュエリーショップが淘汰されていくやうに、「ダイヤモンドの呪縛」からとき離れない店舗の将来は危ういと言っていいでしょう。

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「よい夫」ドリル

プラチナギルドが展開していますプロモーション、「プロポーズアゲイン Thanks Days Platinum」。


先日、新聞を読んでいますと、このプロモーションの関連広告をみて、思わず笑ってしまいました。


それが、『「よい夫」ドリル』です。


よい夫は、妻の〇〇〇を知っている
A)過去
B)怖さ
C)好きな色


よい夫?なら、答えはすぐわかるはずですね。


でも、正解以外の選択肢がおかしいですね。


他のドリルもやってみようと思われる方、www.thanksdays.com へ。

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葛西臨海公園の夕景

葛西臨海公園の夕景
携帯の画像データが満杯になり、SDに転送するため、写真を整理しています。

葛西臨海公園で撮った一枚がとてもキレイなのでアップしておきます。

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セビアな風景

セビアな風景
今日も大阪は、秋晴れ。


携帯のカメラにセビアカラーに変換する機能がついていることを知り、伊丹のスカイパークで一枚撮ってみました。

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考える野球、考えない宝石店

野村監督率いる楽天が、「考える野球」で、CS2連勝し、第2ステージヘ。


寄せ集めの弱小球団楽天を4年でパ・リーグ制覇を狙える球団に育て上げた野村監督の功績は大きい。


野村監督の考える野球とは、状況に応じたプレーをフォア・ザ・チームでやることでしょう。そのためには、投手の配球を読んだり、ランナーを進めるプレーが必要になります。


そこには、弱いチームが強いチームと互角以上に戦うための知恵があります。


日本の宝石店は、海外ブランドショップに押されっぱなしです。


集客のために、短絡的な安売りセールを続けるような、状況に応じた施策を考えない宝石店は、やはり「万年最下位」になってしまうでしょう。

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つくば「みずほの村市場」

高くても野菜は売れる。つくば市にある「みずほの村市場」の長谷川社長の言葉。先日、TVのワイドショー番組でこの青果売り場を取材していました。


地元で採れた野菜を生産農家が直接「みずほの村市場」に出荷する形をとっています。


価格は、農家が決め、持続可能な価格でなければなりません。


同じ品目で競合するのであれば、後から出荷する農家は、先行する農家よりも安く値付けをすることができません。自ずと品質で勝負することになります。


各農家は、「試食コーナー」を設け、味で勝負します。


新鮮で美味しいものには、お金を払う。長谷川社長の信念です。TVで見た限りでは、価格は、スーパーの特売に対して2、3倍していました。でも、試食したユーザーは、美味しいので思わず買ってしまうようです。


売れない、客がこない、となれば、すぐ「安売り」セールをしてしまう宝石店。

「信念」と「知恵」が足りないと言っていいでしょう。

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「正価から9割引き」セールの宝石店

ショッピングモールで、正価から9割引きセールコーナーを設けている宝石店を見ました。


そのコーナーでしきりに呼び込みをやっていました。集客のためなんでしょうが、品格ある宝石店がやる行為ではありませんね。かたや、別のコーナーでブライダルセールをやっていて、何十万もするエンゲージリンクを販売をしているのです。


けたたましい呼び込みのせいで、お店の雰囲気はぶち壊し。

オーナーや店長は何を考えているのでしょう。理解に苦しみます。


宝飾品販売の環境は、厳しいものがありますが、自分たちの扱い商品が高級品でしかも夢のある商材であることを完全に忘れているようです。

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イオンモール伊丹テラス 追加

イオンモール伊丹テラス 追加
イオンモール伊丹テラス 追加
スカイグルメ(フードコート)とTOHOシネマズ伊丹の写真。

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イオンモール伊丹テラス

イオンモール伊丹テラス
イオンモール伊丹テラス
イオンモール伊丹テラス
イオンモール伊丹テラス
連休最終日、イオンモール伊丹テラスにきています。ジャスコと専門店モールの複合施設。4階にシネコンがあり、映画を観て、ショッピングを楽しみ、食事するには、とても便利です。


ジュエリーショップは、「ジュエリーツツミ」「GRAVIE」があり、ストーンアクセサリーショップは、「アナヒータ ストーンズ」がありました。


ジュエリーショップは、集客力に問題を抱えているようです。ショッピングモールにくるファミリーが、ついでにジュエリーを買うというシチエーションは浮かびがたいものです。

店内で一番繁盛していたのは、「フードコート」のコーナー。昔、百貨店の最上階に「大食堂」があった頃、日曜、祭日は大混雑していましたが、同じような光景をみるようです。

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車窓から

車窓から
阪急宝塚線岡町駅から豊中駅に向かう途中からの車窓の風景。


ずいぶん、秋らしくなりました。

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「ベテランジュエラーが教えるジュエリーと宝石の賢い買い方」

「ベテランジュエラーが教えるジュエリーと宝石の賢い買い方」
「ベテランジュエラーが教えるジュエリーと宝石の賢い買い方」株式会社スタジオタッククリエイティブ発行を監修者である桃沢敏幸氏よりいただきました。


著者は、アントワネット・マトリンズ、アントニオ C.ボナーノ。


書籍の構成は以下の通り。

第1章 宝石を知る

第2章 ダイヤモンド

第3章 カラード・ストーン

第4章 デザインとスタイル

第5章 購入前の大切なアドバイス

第6章 購入後の大切なアドバイス


注目すべきは、宝石の価格ガイドとして、ダイヤモンド、カラード・ストーン、真珠、オパールが掲載されていることです。ただ、宝石の品質と国際価格がわかっていないと参考にならないでしょう。

本書は、消費者向けに、宝石・ジュエリーの解説、店舗の良し悪しの見分け方などについて詳しく書かれています。しかし、内容からして、ジュエリーにかかわるひとの手引きとなるでしょう。


本書のなかで言及しているアメリカのジュエリー関連のサービスで、日本で存在しないものがあります。


ジュエリー購入を希望する消費者のための「ジェモロジスト・コンサルタント」、消費者、裁判所、保険会社、遺産相続のために価格評価をする「アプレーザー」などのプロフェッショナルは、まだ日本には育っていません。


アメリカのジュエリー環境、制度を参考にするならば、購入するとき、購入後の評価ができる人材の育成を早急にすすめるべきだと思います。

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「餃子の王将」VS「サイゼリヤ」

昨晩、TVで「餃子の王将」「サイゼリヤ」両店にて、人気料理ベスト10を当てるまで帰れないという番組を途中から観ました。


両店とも激安のわりに美味。しかも店員の対応、サービスも立派。


関西では特に、安い、うまい、サービスがよくなければ、飲食店は流行らない、というのが鉄則。


「餃子の王将」「サイゼリヤ」は、飲食レストランの成長店の双璧。


家のそばに両方ともありますが、近くの商店街にある同業者は大変な痛手だと思います。


ユニクロを始めとして、低価格を展開している企業が調子がいいようです。


景気回復の見込みが見えなく、生活防衛が進むなか、この傾向は長く続くんでしょうね。

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