« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

ジュエリーコーディネーター 2009 46号

ジュエリーコーディネーター 2009 46号
「ジュエリーコーディネーター 2009 46号」を拝見しました。

その内容を少しご紹介しましょう。


山口遼氏連載の「近世ジュエリー史」が充実しています。「ヴィクトリアン後期とアーツ・アンド・クラフツ〜大衆化の始まりと、それへの反発の時代〜」。


9月2日〜4日まで開催されましたジャパンジュエリーフェアー2009のセミナーのリポートも誌面を多くさいていました。


7月22日、JJA会館にて開かれましたファッション・ジャーナリスト山室一幸氏のセミナーの詳細リポートが、誌上Report「サバイバルの方程式」として掲載されています。


新連載は、門馬宏子氏の「ファッショントレンドから」。

| | コメント (0)

献立、調理は自分で

いままで、多くの宝飾店は、自ら「献立」を考え、料理を作ってこなかったようなものです。


家庭でいえば、スーパーでお惣菜を買ったり、弁当屋で買ったものをそのまま食卓に出してしまう。

お店でいえば、チェーン店舗のように、セントラルキッチンであらかじめ調理されたものをレンジでチーンとしてお客様に出している。

そんな程度のお店が、大半です。


戦後、宝飾店は、デビアス、PGI、WGCのキャンペーンに乗っかり、大手宝石輸入卸会社の援助を受けて発展してきました。時計販売やその修理で成り立っていた時計店で、宝飾品を扱うようになったのは、セイコー、シチズンの系列宝飾卸会社の影響が大きかったはずです。

商品がなければ、委託で借り、販売機会がなければ、卸会社主催のホテル催事を利用すればよかったのです。


宝飾店の店主は、お店のために、献立を考えたり、食材を揃えて料理をする必要があまりなかったのです。


消費者の志向が多様化し、商品の流通が急変し、安穏としていられなくなりました。


ひよこのように、巣でピーピー泣いていれば、親鳥が餌を運んでくれるようなもう甘やかされた環境にはありません。


巣を飛び出し、獲物を自ら採ってこなければなりません。


ミキモトのように100年以上も続く宝石店がありますが、日本の宝飾店は、やっと巣立ったばかりの程度で、まだまだ「黎明期」といっていいでしょう。まぁ、巣から飛び出せない「おちこぼれ」がさんざんいるようですが。

| | コメント (0)

伊丹スカイパーク

伊丹スカイパーク
9月下旬なのに、気温は31度。朝夕は涼風が立ち始め、秋の訪れを感じます。

天気がよいので、近くの伊丹スカイパークに来ています。


世間では、JALが経営危機で政府の介入があるかどうかで騒いでいるようですが、ここにいると、ゆったりと青空のなかジェット機の離発着を眺めていられます。


JALの発表では、2000億円の資金不足とか。いままでどういう経営をしていたのでしょう。あきれるばかりです。いまだ、親方日の丸の体質が根深いのでは、、、。

| | コメント (0)

宝石店は、どこへ

日本の宝石店は、どこにいったのでしょう。


百貨店にあるライトジュエリーショップ。ほとんどがダイヤモンドジュエリーショップで、宝石店ではありません。フルーツショップでいえば、年中イチゴばかりを売っているようなお店で、とてもフルーツ専門店とはいえないものです。


ジュエリーショップでは、そういう品揃えが平然とまかり通っています。宝石専門店と胸を張って言えるお店が日本にどれだけあるでしょうか。はなはだ心もとないものです。


パワーストーンショップにいくほうが、数々の宝石と出会うことができます。皮肉な話しです。ただ、それはキレイな鉱物であって、宝石とは言い難いモノです。


これから、嗜好品に関しては、専門化がますます進み、中途半端なお店は生き残れないでしょう。


この先残れるのは、本物の「宝石専門店」だけだと思います。

| | コメント (1)

理数系頭脳で成功

理数系頭脳で成功
先日、「カンブリア宮殿」で、イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を取り上げていて、オーナー(会長?)が出ていました。オーナーは、大学で理数系を専攻していたそうです。


日本の政治家のみならず、世界的にみて、理系出身の首相クラスの政治家が多いようで、トップの「理数系」ブームがやってきそうです。


文系やスポーツ系の「根性」や「なせばなる」では、国や会社は運営できない時代なんでしょう。


複雑化している社会で理系の優れた分析力や計数力がますます必要になってきました。


さて、サイゼリヤのオーナーが言っていたことで面白かったのは、「通常価格の7割引きにすれば、お客様がわんさか来る」という言葉です。2割、3割引きでは、さほど効果がなく、7割引き引きにすることによって劇的な変化が生まれると語っていました。7割引きにして、尚利益が出る体制にするとなれば、発想を転換しなければなりません。


ただ、安かろう悪かろうでは、お客様はすぐ離れていくわけです。


サイゼリヤでは、サラダに出す野菜は、徹底した鮮度管理をしていて、収穫から調理するまで4℃に保つようにくふうしています。


ファーストフードやレストランは、価格競争が激しく、価格を下げながら、美味しさを追求することが成長戦略の要です。


日常的に必要な食品業界て違い、非日常を楽しむ嗜好品である宝飾品は、そういう業界の成長戦略は、いまや当てはまらまくなってきました。


タンス在庫がいっぱいあるライトジュエリーやアクセサリーは、いくら安くしても劇的に売れないからです。欲しくないものがいくら安くなっても消費者の興味を引きつけないのです。


では、どうすればよいか。おいおいこのブログで自分の考え方を述べたいと思います。

| | コメント (0)

ジュエリーは、非日常へ

ジュエリーは、非日常へ
阪急うめだ本店1階は、コスメ、アクセサリー主体の売り場からスイーツ売り場に変わり、「デパチカ」から「デパイチ」に変貌。大いに話題になり、売り上げも上々のようです。


直近の発表によりますと、百貨店の売り上げのうち、高級ジュエリーの売り上げの落ち込みがひどいようで、これからジュエリーの売り場は、縮小になることは、必至となるでしょう。


戦後、ジュエリー業界は、百貨店に引っ張ってもらいながら成長してきました。


しかし、もうそういった過去の栄光にすがっていられる状況にありません。


百貨店の1階で幅をきかせてきたライトジュエリーも厳しい時代になってきました。日常使いのライトジュエリーは、今後、一般アクセサリーに吸収、同化されていく運命にあるでしょう。


これからどうすべきか。


ジュエリーは、日常、必需品。というような発想から思い切って決別してみることをお勧めします。


宝石は、元来、非日常、嗜好品であり、稀少な芸術的価値があれば、鑑賞品でありました。


経済が安定し、デフレ傾向にある日本の市場の中で、高額なジュエリーを売らんとするならば、ジュエリーを非日常のなかで楽しめる富裕層をターゲットに絞り込むべきです。


金融資産が1億円あるような富裕層に魅力的なプロモートができる商品、販売体制を築いていくべきです。


時代は、急速に変化していきます。環境の変化に対応できなければ、「絶滅」してしまいます。

| | コメント (0)

イチロー、9年連続200安打

イチロー、9年連続200安打
13日、米大リーグで9年連続シーズン200安打のメジャー新記録を樹立しました。


写真は、オリックス時代のイチロー。オリックス時代の1994年に、日本プロ野球史上初めて200安打を達成しています。


その後、米国大リーグに渡り、9年連続200安打を達成するという偉業を成し遂げました。しかも、アッサリと。


年間200本安打を打つだけでも大変なことなんですが、何よりもすごいのは、それを連続9年も重ねてきたことです。


昨夜は、イチローファンならずとも、感激した一日となりました。

| | コメント (0)

パワーストーン

先週の朝のラジオ「鈴木杏樹のいってらっしゃい」のテーマは、パワーストーンでした。


「ストーンマジック」のような半貴石を主に扱うショップが街のあちこちに増え、消費者のパワーストーンへの関心も定着してきたように感じます。解説書の類いは一般書店に多く並ぶようになりました。


パワーストーンは、一過性のブームではなくなっています。


宝石は、古来、魔除け、保身、信仰の対象として珍重されてきました。


不確実性の時代、健康志向はこれからも続くでしょうから、占い、風水とともにパワーストーンへの関心も続くような気がします。

| | コメント (0)

阪急うめだ本店1期棟オープン

阪急うめだ本店1期棟オープン
阪急うめだ本店1期棟がオープンしましたので見に行きました。


1階の売り場がどうなるか興味シンシンだったんです。百貨店の1階のフロアは、集客力が期待できる商品構成でなければなりません。いままであれば、1階は、婦人雑貨、ブランドジュエリー、コスメ、アクセサリーであったわけです。


阪急うめだ本店1階は、食料品売り場になっていました。B1、B2も食料品売り場。


アクセサリー売り場は、2階。ジュエリー&ウォッチ売り場は、5階になっていました。


いわゆる既存のプロパー商品を並べておく宝石サロンなるものはなくなっていました。


百貨店における高級ジュエリーの低迷を反映した売り場構成になっていました。


これからリニューアルする他の百貨店も同じようになるでしょう。


個性のないノンブランドジュエリーは、百貨店から消えていくでしょう。

| | コメント (1)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »