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彫刻家 小高一民氏と定福院の羅漢

 古くからの友人、彫刻家 小高一民氏は、埼玉県栗橋町にある真言宗豊山派定福院の僧侶(僧名:大谷宥仁)でもあります。

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 小高氏は、新横浜にある共生会歯科技工専門学校、埼玉県内の公立高校にて美術を担当し、また、朝日カルチャーセンターにて講師を務めています。

 ブログ「彫惚日乗

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 定福院 山門

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 定福院は、素人による羅漢彫りを続けています。「地域の交流が深まれば」と始めてから15余年。今や、石彫りの輪は、県内外に広がり250名余の人々が始めて石仏づくりに打ち込んでいます。

 素人が石で仏像を彫るということは、国内でも珍しいことだったらしく、マスコミに多く紹介され、参加希望者が増え、平成11年11月5日、遂に五百体の羅漢が完成しました。

 平成4年より「羅漢祭り」が行われています。当日は、新しい羅漢の開眼をはじめ、参加者の幸せを祈る柴燈護摩が焚かれ、有志による各種演芸が奉納されます。

 お寺と地域交流、あるいは地域活性化を考えた場合、彫刻家としての小高氏「ならでは」の発想、定福院の活動は、非常にユニークだと思いました。

 今回感じたこと。定福院のお寺運営は、地域に根付いたジュエリー専門店を経営する場合のひとつのヒントになりそうだということです。

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