京セラ 「京都オパール」製品化へ
京セラは、昨秋開発した人工宝石「京都オパール」を、早ければ年内にも製品化できるめどをつけました。
*京都オパールは、京セラが装飾用素材として展開していくカラーオパールなどの合成オパールを総称した愛称です。
京セラは、30年以上前から人工宝石を開発・商品化し、携帯電話など電子部品の部材に使われる人工宝石事業を強化しています。
同社は、今月8~10まで、東京ビックサイトで開催された「国際セラミックス総合展2009」に「京都オパール」を出店。来場した業者から「どんな加工が可能か」など関心を集めました。
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素材について(同社HPより引用)
京都オパールは、天然オパールと同一の石英粒子をもとにし、京セラ独自の宝石合成技術によって、長い歳月をかけながら大切に育てられます。
1980年から宝石として販売しているイナモリストーンの合成オパール(クリエイテッドオパール)との大きな違いは、多彩なカラーを楽しんでいただくための人工的な染色(樹脂含浸)処理を加えていることです。この人工処理によりオパール特有の“割れ”や“欠け”などのいわゆる”脆さ(もろさ)”を克服し、多種多様のカットが可能になりました。
遊色効果を醸し出すオパール構造の創出は、世界に類はなく、この独特の気品漂う風合いは、成型された樹脂製品では真似ることはできません。
同素材は米国のアクセサリー市場を中心に、15年以上の販売実績があります。このたび、京都生まれのオパールを日本国内において、たくさんの方々に知っていただきたいとの思いから“京都オパール”という愛称を選びました。
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