「ジュエリーコーディネーター 2009 44号」
社団法人日本ジュエリー協会認定 ジュエリーコーディネーター機関誌 「ジュエリーコーディネーター 2009 44号」を拝見しました。
表紙のジュエリーは、「十字架ペンダント」チヴェロッティ
以下、表紙より引用
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カステラーニとジュリアーノの競争相手であったローマのアントニオ・チヴェロッティが作ったペンタント。形としては十字架、それもケルト十字架に酷似したものだが、エメラルドとルビーの多用というルネッサンス風、それにエナメルに金文字でA E I―foreverの意味―などのギリシャ語が書かれており、ともかく古いものを集めましたというデザイン。ボンド・ストリート蔵。撮影:ジュエリーフォト
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山口遼氏連載「近世ジュエリー史 4」は、「ヴィクトリアン中期Ⅱ ジュエリー・デザインの歴史とデザイナーの登場」でジュエリーデザイン画の起源とその発展、デザイナーの登場を解説してあり、非常に興味深い内容です。
さて、本誌には、昨年8月に実施されたジュエリーコーディネーター検定試験2級の試験問題の一部が掲載されています。但し、解答は公開されていません。3級資格者の方は、腕試しにチャレンジしてみてはいかかでしょう。
「JCのための教養講座」は、「楽しい西洋磁器」です。マイセン、リチャード・ジノリ、セーヴル、ウェッジウッドなどが近世ジュエリー史にそって簡潔に解説されています。
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