山梨県立宝石美術専門学校、3次出願も定員割れ
山梨日日新聞Web版で、「山梨県立宝石美術専門学校の第3次一般入試の出願状況が26日まとまり、出願者は2人だった。2人が合格した場合でもトータルの合格者は25人と定員(50人)を大きく下回る。同校は異例の第4次募集をする方向で検討している」という記事を見ました。
山梨県立宝石美術専門学校は、宝石学・宝飾美術を専門とした全国唯一の公立専門学校です。
尚、同校は「第3次入試の合格発表までに、4次入試を行うか決めたい」としています。同校の入学者は2007年度49人、08年度42人で、2年連続で定員割れとなっています。
山梨の地場産業である水晶研磨、ジュエリー製造業が地盤沈下し、山梨の宝飾産業自体が低迷しているなか、県立の宝石美術専門学校に入学志願者が3年連続で減っているという事実を改めて知ると、今後のジュエリー産業の先行きの暗さを感じないわけにはいきません。
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コメント
卒業生としては、どうしても母校のことが気になるものですね。
卒業生が自らご自分の活躍をアピールし、作品などの成果ぶつを広報していく努力がもっと必要なのでは・・・。後輩たちに夢をもたせなければ、母校が廃れてしまいますよ。
投稿: 仁醒 | 2009/02/03 18:53
私の会社は、私を含め、半分以上がこの学校の卒業生です。
唯一、石の研磨も出来る専門学校ということで貴重だと思うのですが、こんなに出願者が少ないのですね。今、甲府中心に移転中なのに心配です。
投稿: emico | 2009/02/02 17:57