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お客様との距離

 今年のキーワードは、元旦の日にこのブログで発表しました。皆さん、覚えていてくれてますか。

2009年、明けましておめでとうございます。

 改めて、申し上げますと、「心をつなぎ、思いを伝える」です。

 消費者の財布の紐が硬く、生活必需品以外の買い渋りが如実に現れている時に、嗜好品で高額品の宝飾品を売っていかなくてはならないジュエリー専門店。その販売は、一筋縄ではいきません。

 先日、業界の先輩であり、同じ関西出身のGG仲間、都内宝石店オーナーのI氏と電話でお話ししました。関西人は、人との距離が近いようです。人によっては、馴れ馴れしいと敬遠される方もいると思います。しかし、私もI氏もこういう時代は、特にお客様との距離を縮めることが大切、ということで同意見でした。

 お客様と心が通じ、心をつながなければ、売る側の思いはなかなか伝わらないものです。ジュエリーを売る前に、お客様との信頼関係を築くことが大切、ということは皆さん観念的には理解されていると思います。しかし、信頼関係を築くといわれても、実際の行動指針がなかなか見えてこないものです。

 そこで提案しているのが、「心をつなぐ」ということです。接客時、お客様と「心がつながっているか」考えてみてください。ご自分とお客様との関係は、自分ではなかなかわからないものなので、終業時にみんなで反省会などをやっていくことも必要でしょうね。

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