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ジュエリー業界にとって「不易流行」とは

 不易流行とはどういう意味か、改めて調べてみました。

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芭蕉が俳諧について唱えたことば。永久に変動しないものと常に新しくなっていくもの。

蕉風俳諧の理念の一。新しみを求めて変化していく流行性が実は俳諧の不易の本質であり、不易と流行とは根元において結合すべきであるとするもの。

芭蕉一門の俳風を語った「不易流行其基一也」から引用。不易とは「人の心か社会の隆替まで世の中の森羅万象を司る不変の法則、時をこえた真理」。流行とは「時代性や環境条件により時に法則を打破するさまざまな変化」。しかもこの不易と流行の基はひとつ、不易が流行を、流行が不易を動かす・・・・(サントリー不易流行研究所より引用)

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 さて、「不易流行」について、私の解釈ですが、「変わることのないこと、ものを理解、踏襲しつつ、変えるべきこと、ものを取り入れること」です。

 経済のパラダイム・シフトが起ころうとしている転換期に、ジュエリー業界に求められていることは、まさにこの「不易流行」だと思います。

 「ジュエリーのデザイン、意匠については、西洋の宝飾史を研究すれば、既に確立していて、新しいデザインを考案しても全てそれらの模倣になってしまう。ならば、それを研究するのが王道である」という考え方はある一面正しいでしょう。

 ただ、世の中の変化の早さは、目に見張るものがあります。ここ10年、20年のスパンで考えますと、人々の生活様式、考え方は大きく変わってきました。さらに、今年は大きく変わろうとしています。

 宝石そのものの美しさは、「不変・不易」でしょうが、装身具としてのジュエリーは、「変化・流行」するものです。

 さらに、経済、社会も変化し、人の気持ちも変わっていきます。

 混沌(カオス)としていく時代にあって、ジュエリー業界人それぞれの立場から、ご自分にとって、また、会社・お店にとって「不易流行」とは何かを考えるべきでしょう。

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