座右の書 「論語」
座右の書「論語」。
最初に読んだ(読まされた)のは、中学1年の初め。
父親(オヤジ)の指示(命令)で。
「男児は、中学に上がれば、論語を読むべし」。
三歳年上の兄もオヤジの指示に従っていましたので、逃げるわけにもいかず、漢字もろくにわからないまま、読んで(眺めて)いました。
テニス部の練習でヘトヘトになって家に帰り、食事のあと、「論語」を手に取ると、即効眠たくなったものです。中学2年生の頃、強烈な反抗期となり、クラスの悪仲間と一緒に問題を起こし、あやうく停学処分になりかけたことがあります。
担任の先生が、仏教系大学出身の国語教師で、しかも柔道部の顧問という「文武両道」の恐ろしい先生でした。
その先生にこっぴどく叱られ、それがきっかけで、「論語」を少し読むようになりました。よく言う「論語読みの論語知らず」レベルでしたが。
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今持っているのは、二冊目の「論語」です。中学のとき、買い与えられた論語は、実家に置いてきてしまったので、東京の書店で買いました。生きていく上で、時にして、迷いが生じたとき読み返しています。
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