« 宝石商の基本は、「ルーペとピンセット」  | トップページ | 「広告に携わる人の総合講座 広告のすべてがわかる理論とケース・スタディー」平成19年版 »

「練習場シングル」ゴルファーと頭デッカチ「宝石エキスパート」

 打ちっぱなしの練習場では、シングルハンディ並みのいっぱしのスイング理論を吹聴し、あーだ、こーだと人に教えたがるのですが、コースに出るとからっきしダメなゴルファーのことを「練習場シングル」というらしい。

 宝石の鑑別、内包物の産地特性、GIAでいう「Bストーン」にいやに詳しい「宝石屋」が最近特に増えているように感じます。石のウンチクを語らせれば、超一流なのですが、そのくせ、ダイヤモンドや色石の材料モノをいじらせると、ピンセットの石をソーティングパットの上でポロポロこぼすばかりか、石を飛ばしてしまう宝石屋がいます。その飛ばした石を探すのに一苦労、なんて醜態をさらしてしまうのです。

 GIA 鑑別コースで、教室で試験石を800個から1000個ほど(最近はどれくらいなのか定かではありませんが)みて、実際に鑑別するのですが、生徒がよく石を飛ばしてしいまい、大騒ぎでみんなでその石を探したりしていました。

 はっきり言って、自称「宝石のエキスパート」を自負するそのような人たちの中には、石を扱う実技においてはIDコースの生徒レベル程度のひとがいるものなのです。

 断っておきますが、知識も実践も超一流のすぐれた「宝石商」が私の周りにはたくさんいます。だから、読者の皆さんご安心?ください。

 知識やデータは、本や専門書を読んで、頭に叩き込めばなんとかなりますが、実践だけは経験がものを言います。

 紙付き(ソーティング済み)ダイヤモンドや出来上がった製品ばかりを扱っていても、何の支障も生じないジュエリー・ビジネスにしてしまい、頭デッカチの「宝石エキスパート」を多く輩出してしまった業界の責任は重いと私は思います。

|

« 宝石商の基本は、「ルーペとピンセット」  | トップページ | 「広告に携わる人の総合講座 広告のすべてがわかる理論とケース・スタディー」平成19年版 »

宝石商」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 宝石商の基本は、「ルーペとピンセット」  | トップページ | 「広告に携わる人の総合講座 広告のすべてがわかる理論とケース・スタディー」平成19年版 »