インド、金高騰で花嫁困惑
金の国際相場は下がっているものの、インド国内での価格は今年に入って上昇しています。インドルピーの対ドル相場が20%下落して最安値を更新し、金の輸入価格を押し上げたためです。
金を尊重するインドでは、結婚式シーズンを前にして、金価格が高騰し、多くの花嫁が模造品での代替を余儀なくされています。そのため、金メッキを施した銀や真鍮のアクセサリーの売上が伸びています。
ヒンズー教で貴金属を購入するのに吉兆とされる光の祭り「ディワリ」(毎年10月末~11月初め)に牽引され、通常は7月以降に金需要が好調な伸びを見せます。花嫁用宝飾品や親戚によるギフトの購入時期も、冬の結婚シーズンに重なります。
2007年の金需要は、ワールド・ドールド・カウンシル(WGC)によると予測に比べて1000トン少ない769.2トンにとどまりました。
インドでは、数千年にわたる伝統宝飾がピンチのようです。
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