一歩先行くジュエリーショップウェブサイトの提案
企業、商店のウェブサイトは、会社概要や、取扱商品の紹介、人材確保、リクルートの窓口であった時代は、もうとっくに終わっています。
ネットユーザーは、yahoo、Googleなどで地図を検索したり、地域の天気をチェックし、最新のニュースを知ることが出来ます。インターネットで株の取引、ホテルの予約、産地の特産品を買うことができ、オークションを利用できます。
生活、買い物、金融、旅行、エンターテイメント、あらゆる場面でインターネットが利用されています。
本格的なブロードバンド時代、音楽をネットからダウンロードすることばかりではなく、映画をダウンロードして見ることさえ可能です。
インターネットの進化に呼応して、ジュエリーショップのウェブサイトは進化しているでしょうか。というよりも、ユーザーの求めているコンテンツを提供しているでしょうか。
異業種のサイトで繁盛しているサイトをよく考察してみれば、その違いは明らかです。
ジュエリーショップのほとんどのウェブサイトは、自店の商品紹介であったり、キャンペーンの案内が主なコンテンツです。掲示版や社長ブログを揃え、ユーザーとのコミュニケーションを取ろうとしている姿勢がうかがえるサイトも少しあります。
地域の特産品や今はやりの黒酢や雑穀を売っているサイトをご覧になって下さい。その一例として、ネット通販で成功をおさめているやずやのサイトを見て下さい。
ただ単に、取扱商品を羅列しているわけではありませんね。旬鮮・旬彩物語があり、食と健康のコンテンツを全面に出しています。やずやは、健康と食を重要視している会社であるということを強調しています。
さらに、自社の商品に関してレシピが充実しています。ユーザーからの声や調理法を紹介しています。
ジュエリーは、ファッション産業です。例えば、今年の秋・冬のファッション動向の紹介があり、ファッションと自社の商品コーディネートの紹介がジュエリーショップのサイトに現れてきません。ジュエリーユーザーが知りたいのは、プロの着こなし、プロのジュエリーアンサンブルのことだと思います。
そういった提案こそが、ショップのセンスにつながります。総花的な商品の羅列にネットユーザーは余り興味がありません。商品を見たいなら、実際に商品を見る場はいくらでもあるからです。
| 固定リンク
「プランニング」カテゴリの記事
- 宝飾業界活性化企画(2018.05.20)
- 還暦を前にして、人生プランの俯瞰(2015.04.11)
- 2012年のキーワード 「遡上」(2012.01.09)
- マイバイブル(2012.01.04)
- 2012年五行(2012.01.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント