ブルーアンバーについて
昨日、ご紹介しました下記JJAのページ
宝石の定義および命名法の改訂-天然こはくについて で、上段備考欄に「ブルーアンバー」という宝石名が記述されています。
本日は、ブルーアンバーについて解説しておきます。「ジュエリー用語事典」より抜粋。
ブルー・アンバー blue amber
ドミニカ産の紫外線を当てると青色を示すこはく。2000万年前~1億年前の広葉樹ヒメネアプロテーラの樹液の化石。金属イオンや火山噴煙が混入し、蛍光発色すると思われる。東欧産は、東欧州ブルーアンバーとして区別する。
ところで、「宝石月夜ばなし」をご覧になっている多くが、宝飾関連企業に携わる方だと思いますが、JJA発行「ジュエリー用語事典」は購入されていますでしょうか。
デザイン、アイテム、素材、物質・現象、製造加工、製造加工基盤・表示、規格・単位、衛生・安全・環境、流通市場、資格・称号・制度・法律、組織団体機関、付録、索引などに分類、約1万2千項目を網羅した事典です。
私もいつも利用していまして、大変重宝しています。業界関係者の方には、ご購入をお勧めします。
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