株安、円高の先には
今日、午前中、日経平均株価が一時、26年ぶりに7000円を割り込みました。午後は円高一服や時間外取引での米株先物高が今夜の米株高を連想させて買い戻しを促し、日経平均は前日比459円02銭高の7621円92銭と5日ぶりに急反発しました。
外為市場で、比較的安全な通貨として円が買われる動きが続き、現在1ドル=95.32円で推移しています。主要な輸出産業の想定レートを大幅に超える円高水準になっています。
日本の景気を支えてきた自動車、家電メーカーの売上は、米国、欧州の販売不振が響き、急ブレーキがかかっています。それに円高差損が追い討ちをかけ、利益を吹き飛ばしてしまいます。消費者の節約志向はますます強くなり、百貨店の高級品の売上に陰りが見えてきました。その中で、宝飾品の売上不振は深刻です。
この状況は、長く続くと考えるのが当然で、日本の宝飾産業はこれまで以上に厳しい局面に突入することになるでしょう。
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