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ヒット商品作り4つのポイント

 モノあまり時代における「ヒット商品作り」のポイントを考えてみました。ここでは、一般的な商品企画を応用してジュエリーの商品企画を考えることにします。

文化、教養を売る

 文化を感じさせるジュエリーといえば、すぐアンティークジュエリーが思い浮かびます。ローマンコイン、あるいは古いの海外のコインを使ったジュエリーもその時代の歴史を感じます。「文化、教養」ということは、つまり、商品そのものが語ることができる、または、その商品で語ることができることと言い換えることができます。

 見ればわかるような商品ではなく、お客様に説明が必要な商品が現在は売れるのです。ジュエリーは、元来接客して売れる商材です。魅力あるジュエリーとは、ストーリーが必要です。

個性を売る

 「私だけ」のジュエリーは、お客様の満足を得ることができます。強烈な個性をもったデザイナーズジュエリーは、その作家のファンを作ります。お客様の個性を具現化するのか、あるいは、売る側のお店の個性やデザイナーの個性を具現化したジュエリーを作ることは、商品にインパクトを与えます。

不安を売る

 不安を売る、ということは逆に安心、健康を売るということです。健康志向のネックレスやブレスレットは、すでにピークを過ぎましたが、いまだ健在といったところでしょうか。星座占いによるラッキーストーンは、持っていることによる安心感を得るための宝石です。

 男女の仲の永遠の約束は、不安定なものであり、エンゲージリングはその不安を解消するためのプレゼントなのかもしれません。あなたの過去、現在、未来を象徴しているスリーストーンリングである「トリロジー」は、時系列における不安を取り除くプレゼントになるといえば、こじつけになってしまうでしょうか。少子化と結納という儀礼が軽んじられる現在、エンゲージリングの売り上げは、この先ますます減少傾向になるでしょう。「トリロジー」のマーケティング手法のように、なにか別の角度からギフト需要を掘り起こすことを考えなければなりません。

豊かさを売る 

 すばらしい宝石、美しいジュエリーを持つこと、その宝石を観賞することは、それだけでこころの豊かさを得ることができます。しかし、宝石を所有するばかりがこころの豊かさを感じることでもありません。お店の接客、お店の雰囲気、購買時の満足がこころの豊かさを感じることがあります。「豊かさ」とは、単にものを持つ、物欲のことだけではありません。ジュエリーを販売することで、どのようにすればお客様に満足いただけるか、その方法、手段を考えることが「豊かさを売る」ことにつながります。

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コメント

大変参考になります。
ありがとうございました。

投稿: 肥前屋質店:渕上清志 | 2008/10/29 12:45

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