「JJA信頼のマーク」 メディアの評価
MSN産経ニュースで、新設された「JJA信頼のマーク」についてレポートしています。
ジュエリー業界 優良マークで信用アップ 不正業者排除目指すも効果未知数
認定業者のひとつ「銀座審美堂」を取材し、この制度の現状を分析しています。さらに、宝飾品販売の実態について調査結果を掲載しています。
「宝飾品にまつわるトラブルも多い。国民生活センターによると、全国の消費生活センターの相談窓口に寄せられた相談件数は今年だけで3060件(9月27日現在)」。
相談は、デート商法や誤解を招くような表示販売についてが多いようです。
さて、取材記者は、「JJA信頼のマーク」を評価し、以下のように結んでいます。この制度を外部メディアからみて、客観的に評価していると思います。以下、転載。
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スタートしたばかりの認定制度とはいえ、優良マークの取得業者数は協会加盟社全体の6%にすぎない。経済産業省によると、国内には約2万社の宝飾品関連業者がいるとみられ、マークは浸透していないのが実情だ。関係者も「マークがなくても十分信頼されている」(都内百貨店担当者)、「お金(基本3万円の年間登録料)を払ってまで参加しても意味がない」(都内の販売業者)など冷ややかな反応もある。
さらに、マーク取得業者が不正行為を行っても、最も厳しい罰則でマークの剥奪(はくだつ)と業者名の公表のみ。より厳しい罰則がないとマークへの信頼度は上がらないだろう。市場が拡大している通販・ネット業者を対象から除外しているため、制度そのものが限られた消費者だけにしか伝わらない可能性がある。売り手、買い手の双方に制度の意義をいかに知ってもらえるかが、優良マーク普及の鍵となりそうだ。
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