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繁盛店の条件

 本日もGem-PLanetに掲載しました「繁盛店の条件」の転載です。

「お店のオーナー、あるいは、仕入れ責任者の感性により、メーカーより仕入れた商品構成がひかるセレクトショップ」

 従来からある「時宝(時計・宝石)店」の勝ち組。バブル絶頂期後の安売り合戦のなか、埋没することなく、その競争に勝ってきた専門店です。現在、地金ネックレスをグラム単価で売っていたお店やピアスを100円で売ってきたような「価格で勝負」というお店は、ほとんど消え去りました。

 価格競争に陥らないためには、個性的な商品を仕入れることが先決です。しかし、昭和から平成の時代に移行してきたから、ジュエリーの流通は、大きく変化してきました。メーカー、卸、小売、という従来の流通経路は、崩壊しました。大きな業界展に個性的なジュエリー製作会社がつぎつぎ出展するようになり、小売店は、直接、メーカーより仕入れるようになりました。

 さらに、最近では、ヨーロッパ、特にイタリアのヴィツェンツァや香港などの国際展に有力な小売店は買い付けに積極的に参加しています。このことは、おおきな変化といえます。いままでは、海外のジュエリーフェアーは、日本からの参加は、輸入商社、大手卸、メーカーが主体でした。いま、海外のジュエリーフェアーは、大手の小売店の参加が急増しています。このことは、逆に、日本のメーカーの商品に魅力がないという裏返しになります。

 従来のように、取引のある卸からの商品や情報をお店でじっと待っているようなことでは、新鮮な商品を手に入れることはできないという時代になってきています。

 

 「デザイナーがオーナーで、その場でお客様のご要望に応じ、デザインのラフスケッチが書けるお店」

 一時期、リフォームがもてはやされた時代がありました。しかし、リフォームという仕事は、そう簡単なものではありません。インターネット上や、開発されたデータベースのなかから既製のデザインや、空枠を選ぶことでは、なかなかお客様の満足を得ることはできません。それに、見積もりをたてることも簡単にシステム化することは困難です。ジュエリーの見積もり計算は、長年の経験が物を言う世界だからです。

 ジュエリーメーカーや、卸会社で長年経験をつんだデザイナーが独立してショップを経営しているところは、まがままなお客様の要望を聞いたり、ジュエリーのコーディネートのアドバイスができるお店として、非常に脚光を浴びています。

 工房ジュエリーは、成功しているところもありますが、「職人かたぎ」がかえって邪魔をする場合があって、なかなか難しいようです。夫が職人で、その奥様がデザイナーというようなベストマッチが最高のパターンであると言えます。

 「ギャラリー的なお店」

 完全予約制で、お客様とじっくりとお話をして接客ができるお店は、まさに絵画ギャラリーや骨董店のような雰囲気をもっています。ジュエリーに対し、深い造詣や薀蓄をもったオーナーが経営しているお店は、ヘビーユーザーおかかえのお店としてもてはやされています。 

 女性月刊誌などから頻繁に取材がくるようなお店で、雑誌のライターやスタイリスト御用達のお店。

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