宝石鑑定・査定士について(2)
ジュエリー買取り店に、ダイヤモンド・パール・色石の鑑定・査定ができる人材がいなければ、ジュエリーの買取りといいながら、「地金」の買取りになってしまう恐れがあります。質屋においても、ダイヤモンドや色石を質草として扱わないお店が多いのが実態のようです。
ゴールドやプラチナなであれば、国際相場をだれでも知ることができますので、ジュエリーにおける地金の重量とその含有率さえ分かれば、買取り価格を設定することが可能です。しかし、ダイヤモンドの4C基準を鑑定するには、経験が必要になります。ましてや、4C基準のない色石の価値査定となるとバイヤーとして経験がなければ、お手上げとなります。ジュエリーに使用しているダイヤモンドや色石の価値が判断できないので、地金のみの査定となるお店が乱立すれば、宝石の価値そのものが崩壊することになり、業界として大きな問題に発展することにつながります。
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