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ブランドの意味とこれからのブランドについて(1)

「brand」を英和辞典で調べてみましょう。
 1.(品質・等級・製造元・所有者などを示す)焼き印、印、銘柄、商標、ブランド。
   特定の銘柄品、ブランド商品
   特定の焼き印をつけた牛(家畜)
 2.(印・商標などで示される)品種、品質、等級、種類;特有の種類、型
 3.(昔、罪人に押した)焼き印、(不名誉の)烙印
 4.焼きごて
 5.燃え木、燃えさし
 6.(古・詩)刀、剣;たいまつ

 英英辞典では
 1.piece of burning wood
 2.iron,used red-hot,for burning a mark into a surface
 3.trade-mark
 4.toach
 5.sword
  となっています。

 さて、では、「ブランド」とは、一体何? 何気なく使っている言葉の本質を知らなければ、その先の対策は立たないのではないでしょうか。いままでのブランドの分析とこれからのブランドを考えます。

いままでのブランドの分類

 ▽メーカー・品質

 メーカーブランドが、一番一般的なブランドではないでしょうか。国際的なブランドにしろ、国内ブランドにしろ、メーカーブランド、あるいはメーカーのつけた商品ブランドには、メーカー品質保証があります。しかし、いま、そのメーカーの品質保証が問題になっていますが。メーカーブランドは、大量生産、大量消費の象徴的な存在です。各業界に名だたるブランドが存在します。フォード、ベンツ、トヨタ、ホンダ。SONY、フィリップ、TOSHIBA。バドワイザー、キリン、アサヒ。数えだしたらきりがありません。また、トヨタ・クラウン、ホンダ・フィットなどメーカーが作り出したブランドも数えきれません。

 消費者は、メーカーやその銘柄に安心感を覚えます。また、ナショナルブランドの圧倒的な宣伝力が消費者の認知を得ているのです。

 ▽ショップ

 ショップから派生したブランドも多いです。ジュエリーでは、ティファニー、カルティエ、ブシュロンなど海外ショッププランドが上げられます。ショップが多店舗して、大量に生産するようになり、メーカーのようになっているものがあります。外食産業や食品店舗に多くみられます。マクドナルド、ケンタッキー、虎や、ヒロタなどなど。お店で売っていたものが評判になり、多店舗で販売するようになり、全国展開しているブランドです。

 「ユニクロ」や「洋服の青山」もショップブランドの範疇でしょう。

 ▽作家・生産者

 伝統工芸品には、作家ブランドがあります。ミュージシャン、歌手、アーティストも名前そのものがブランドになっています。スーパーで売っている一部の農産物には、「生産者の顔」が見える商品があります。インターネットのショップの産地直送物では、生産者の名前を前面に出しているものがあります。ネットでは、生産者の名前がすでにブランドになっています。

 ▽産地

 松坂牛、とちおとめ、新潟こしひかり、灘の清酒、関さばなど産地がブランドになっている商品があります。

 

これからのブランド

 ▽サービス・システム

 マイクロソフトのWindows、Unix、Linux などのOS、Yahoo、Google などの検索システムは形には見えません。楽天などのバーチャルショップもリアルの店舗ではありません。

 おさいふ携帯や、スイカなどの電子マネーは、お札や硬貨として実際に数えることは出来ません。

 これからは、形にならないサービスやシステムがブランドになります。物があればよかった時代から、情報化が進み、ハードとソフトの比重が変化してしてきました。ハードとソフトが逆転し、形にないもの、ソフトがブランドになります。

 ジュエリーのショップなら、お店の商品の「こだわり」ばかりではなく、「相談サービス」「イベント」「接客」など形にならないサービスの追及にウエイトを置くような未来思考が必要でしょう。

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