さが美 宝飾店「キラット」24店を菅田に譲渡
着物販売のさが美(横浜市)は11月21日付で、「キラット」の名称で展開する宝飾店30店のうち24店を、宝飾小売りの菅田(大阪市)に譲渡することが決定。譲渡予定価格は4億5千万円。
着物販売の展示会販売の衰退とともに系列宝飾店の譲渡、閉鎖がこれからますます進むことになるでしょう。
全国的に展開していました宝飾品の展示会販売は、強引な販売があだとなり少なくなるのは必定です。しかも、宝飾品専門店もバブル崩壊後、また淘汰の時代に突入してきました。しっかりしたコンセンセプトのもと健全経営しなければ、生き残ることは非常に困難になってきました。
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コメント
始めまして、毎回勉強になります。私も宝飾関連業界に身を置く者として業界に対してのファンド介入、外資の流入など日本の小売店ネットワークを目指す動きに関心を寄せています。六甲さんなど「大手」と言われる所でさえキャッシュフローのつまずきで危機的な状況に陥る現在の状況は、複合的な側面もありましょうが、結果、日本の宝飾業界の分岐点に来ているのやもしれませんね。
宝飾品を買うという特殊なハレの日の行事が、文化にするようなプロモートを小売店単位で取り組まなければいけないんでしょうね。
投稿: kazu | 2008/09/17 13:59