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ティファニー、偽ブランド品オークション問題でeBayを再提訴

 Tiffany & Co.は、偽造されたTiffanyブランドの商品を摘発するように、eBayに対して強いることはできないとした、最近の米連邦裁判所による判決を不服とし、控訴する方針を米国時間8月11日に発表しました。

 Tiffanyの顧問弁護士James Swire氏は、インタビューに応じ、「今回の判決に関しては、複数の法的な過ちが犯されたと、われわれは確信している。巡回控訴裁判所で、この件が新たに扱われ、われわれの見解と一致する判決が下されると信ずるに足る、十分の根拠がある」と語っています。

 Tiffanyは2004年に、eBay上で、Tiffanyに関連すると思われる出品リストをランダムに抽出したところ、その73%が実のところ偽造品であると判明したため、eBayに警告し、提訴するに至っています。

 一方、eBayの広報担当であるCatherine England氏は11日、「Tiffanyが、地方裁判所で判決が下されたにもかかわらず、引き続き訴訟を継続することを決定したのは、偽造行為と闘う上で、何ら意味を成さない。企業、政府機関、司法機関による、一貫した協力体制こそ、偽造行為を阻止する最善の方法である」と語っています。

 オークションサイトでの偽ブランド品に売買に、サイト運営者側の責任があるかどうか、米国司法の判断のゆくえが気になるところです。

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