コスメショップ「ラッシュ」から学ぶこと
ラッシュは、1994年、英国プール市で、化粧品の開発に長年携わってきたマーク・コンスタンティンさんが創業。現在、欧米、アジアなど世界43カ国で約530店舗を展開。1998年、ラッシュジャパンを設立以降、最近5年間は、年間約20店舗ペースで出店を続け、売上は右肩上がり。「肌を通して体内に入れる化粧品は、食べ物と同じ」という発想から原材料には新鮮な野菜や果物を使用し、工場をキッチンと呼んでいます。
私がラッシュで買うのは、ドライミントが入っていて使ったあと爽快になる「赤頭巾ちゃん気をつけて」というせっけん。100グラムで480円。市販のせっけんと比べれば、高価なせっけんです。ジメジメした夏は、特に、このせっけんで体を洗ったあと、風呂上りの爽快感が持続して気持ちがいいものです。
さて、手提げ袋に書かれた「ラッシュの信念」をここでご紹介します。
原料のフルーツとベジタブルは新鮮であること。
香り高いエッセンシャルオイルを使うこと。
安全性が確認された合成物質を使うこと。
全成分をラベルに明記すること。
動物実験を行わない会社からのみ、原材料の買い付けを行うこと。
全商品、自ら使ってみてその効果と使い心地を確認すること。
お客さまの意見を積極的に取り入れて商品を改良していくこと。
すべての製品からラベルに至るまで、自分たちで手作りすること。
お風呂やマッサージ、そして香りを優雅に愉しむ“ラッシュライフ”を多くの人に広めること。
商品はリーズナブルな価格で提供し、適正な利益を得ること。
お客さまの価値観を信頼すること。
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太字の部分は、宝石店で特に参考になると思ったものです。
お客さまに手渡す手提げ袋にここまで書いているラッシュの信念は、すごいと思います。ラッシュの経営姿勢は、宝石店でも大いに参考にすべきです。
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コメント
表には見えない所にも気を使っている会社であれば、あ~ここは大丈夫からって、安心して商品を買えますね。
多少高くても、わけの分からない商品を買うよりは、ずっとストレスがかかりません。
投稿: emico | 2008/07/15 10:05