SEOに対する私の考え
ジュエリー業界で、最近になってやっと「SEO(サーチエンジン最適化)」について話題にする会社が増えてきたようです。
「SEO Search Engine Optimization サーチエンジン最適化」
ウェブペ-ジを検索結果の上位にランキングさせるテクニックのこと。
「SEM Search Engine Marketing サーチエンジンマーケティング」
インターネットにおいて検索エンジンにより圧倒的な集客を行うためのマーケティング手法。
ほとんど更新がない「死にサイト」をなんとかしようと思い、一念発起して、SEO、SEMを考えているアナタ。そのお気持ちは立派です。
しかし、今からSEO、SEMを始めるのであれば、そうとう費用と時間をかけない限り、その効果は薄いと思います。
写真は、私が約4年半前、2003年、年末に買った初版第1刷の専門書です。
「SEMサーチエンジン・マーケティング」
著者 Shari Thurow
編集・発行人 藤岡功
発行 株式会社 エムディエヌコーポレーション
2003年10月31日 初版第1刷発行
私は、この本を参考にしながら、ウェブ各ページにアクセス解析で分析をかけ、独学で「Gem-PLanet」のサイト (現在休止中)にSEO及びSEMを仕掛けたのです。1年間、費用を必要としないSEO、そのことに没頭し、やり続けたその結果、アクセス数は、1年前の10倍に。もうあれから、4年半が経ちました。進化のスピードが早いインターネットの世界で、4年半という歳月は、その2倍程度、9年経過したと考えていいでしょう。9年、10年といえば、ワンジェネレーション。一昔?前です。その頃から、SEOを実施していたサイトが先行者であるわけで、今からスタートするなら、相当な立ち遅れです。
SEOの世界では、「先行者利益」が常識です。早くスタートしたものが、かなりのアドバンテージを享受できます。F1レースでいえば、いまからSEOを実施することは、周回遅れ、いや2周回遅れに匹敵します。
ただ、サーチエンジンシステムで先行した「yahoo」は、「Google」の出現後、そのサービス拡大、システム進化のスピードについてゆけず、Googleの後塵を拝するようになってしまい、「先行逃げ切り」、とはなっていません。
Googleのアルゴリズムは、進化を続け、すでに「AI 化」が始まっていると専門誌では解説しています。また、若者の間で、「検索すること」を「ググる」と言っているほど、グーグルはインターネット世代に浸透しています。
「グーグル活用 ビジネス編」
発行所 株式会社 学習研究社
2007年3月8日 第1刷発行
今は、グーグルをビジネスに応用する時代。
ジュエリー業界の皆さん、最新のジュエリーに関係する事件やワードを実際に「ググッて」見てください。検索結果の第一ページに出現するサイトやブログは同じものばかりのはずです。
検索アルゴリズムは、業界ごとの「キラーサイト」「キラーブログ」をもう把握しているのでしょう。
ですので、今からSEOを実施するには、そうとう費用と時間が必要です。SEO・SEM専門のコンサル会社「アウンコンサルティング」を検索してみて、最低どれくらいの費用と時間が必要か、チェックしてみれば分かると思います。
それでも、必死になってトップ集団に追いつく努力と根性、プラスお金があるのなら、SEO、SEMをやったらいいでしょう。
いっそ、今のサイトをブログ標準「Movable Type」をカスタマイズする方法でリニューアルしてみてはいかがでしょう。
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