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GODIVA ショコラの魅惑

Godiva

 今日、舞浜イクスピアリにある「GODIVA」でチョコレートを購入。写真中央、縦に背の高い「ミントスティック」がこの中で一番お高く1,680円。写真一番奥の横になっているのが「BISモノ・シグニチャー」(ビスケット)で1,470円。そして、オシャレな缶に入っている「パールチョコレートミント」が630円。チョコレートだけで、お買い物トータル3,780円でした。

 普段、タバコも酒(ビールは、お付き合いでコップ一杯程度)もやらない私にとって、「チョコレート」と「コーヒー」だけは嗜好品として、特にこだわっています。子供の頃からのこだわりは、50歳を過ぎても変わらないものです。休日、無性に「ハワイコナ」(コーヒー)が飲みたくなり、わざわざ渋谷のとあるコーヒー豆専門店に買い出しに行ったりしています。コーヒー専門店でもハワイコナがおいてあるお店が少ないのです。

 お気に入りの挽き立てブラックコーヒーに少々のチョコレート。ブラックコーヒーを飲みながらチョコをかじる時は、私にとってまさに至高の瞬間。

 さて、「GODIVA」のチョコレートの中では、パール(真珠)状の「パールチョコレートミント」にはまっています。ミント味が好きで、アイスクリーム店では、よく「チョコミント」を所望しています。アイスのチョコミントは、ミントアイスにチョコチップがブレンドされていますが、GODIVAのチョコミントは、当然チョコレートが主体でミントが少々ブレンドされているようです。

 チョコレート談義は、これぐらいにして、GODIVAの若い女性店員さんの接客についてお話ししておきましょう。

 お店に入ってすぐ、お目当てのパールチョコを発見したので、今日は他のチョコでも買ってみるかと店内を物色していますと、女性の店員さんがさりげなく近づいてきて、「お品物をお預かりしましょうか」と声をかけてくれました。一方にカバンを持ち、もう一方にチョコをもっていましたので、両手がふさがっていましたので、ナイスタイミングでした。

 しかも、チョコを数粒トレーに持ってきていて、「ナッツ入りのチョコレートですが、お試しにいかがですか」とすすめてくれました。

 よく気がつく店員さんだなぁ、と関心しました。きっと社員教育が行き届いているのでしょうね。さすが、GODIVA。ショコラの高級店は違う、と感じた次第。

 お蔭で、こちらも気持ちよくお買い物ができました。気持ちの良さが災い?して、ふとっぱらになり思いもよらず3点も買ってしまいました。GODIVAは、さすが高級店の接客である「いろは」の「い」を心得ていますね。

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ミキモト 天然アコヤガイから大玉真珠

 新しく希望の持てる話題が余りない宝飾業界に朗報。

 宝飾品販売大手「ミキモト」が、天然アコヤガイから上質の真珠を生産することに成功。3~4年後に店頭にお目見えする予定。

 主に西日本で行われている真珠養殖は、人工的に産卵させた稚貝を養殖しながら主に淡水真珠の貝殻を原料とした核を移植する方法が主流。貝の病気や赤潮の影響で生産量は低迷し、品質低下を招いています。

 福岡県新宮町相島で行われていたアワビの養殖のカゴからたまたま見つかったアコヤガイをよく調べてみたところ、養殖貝に広がっている病気感染がなく、古くから生息する純国産種であることが分かり、ミキモトでは子会社を設立し、本格的に真珠の養殖生産を開始。今年1月に計7000個の真珠を収穫。今後、品質・数量の安定化を図った上で店頭販売されることに。

 天然、無病の貝を使ったことで、大玉で深みのある真珠が生産できることになりそうです。

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「Gem-PLanet」サーバー移設のため、一時休止しています。

 「Gem-PLanet」は、サーバー移設のため、一時休止しています。

 ご愛読の皆様、大変申しわけありません。

 サーバー移設とともに、今後は、ユーザーの皆様に有益となるコンテンツを多くすることを眼目において、リニューアルを進めております。

 新規オープンまで暫くお待ち下さい。

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この国のいびつな宝飾世界

 2月15日フジサンケイ ビジネスアイ。麻生千晶氏は、コラム「メディア斬り」で「この国のいびつな食世界」というテーマで、中国産冷凍食品の毒入り事件をわが民族の食のあり方についての教訓として論評しています。

 その中で、西部一明氏の書籍「どうすれば本当においしい料理店に出会えるか」(アスキー新書)の次のような一文を紹介しています。

 「一生懸命にいいものを作りたいと頑張っている生産者に会ってみると、高いレベルの食材を供している人たちが、現実には経営が厳しく、いつも余裕のない自転車操業の状態にあり、経営以前に彼らの生活そのものが脅かされている・・・中略」

 「効率化を推し進め、安易に規格品の大量生産方式を取り入れてしまったことが危機を招いた・・このような食で育つ人は農畜産業や漁業の現実に対する批判精神をなくし、食を流行の一つとしてしか捉えられなくなっても不思議でなない・・・」

 輸入食材に半分以上依存するようになった日本。安価な野菜や牛肉を海外から大量に輸入することにより、国内の農畜産業は衰退する一方です。安い牛丼やハンバーガーを食し、一品300円程度の居酒屋で乾杯する庶民。かたや東京は、ミシュランで世界で一番多く星を獲得するレストランを有する都市です。

 いびつな食世界。

 そのいびつな世界は、「宝飾」世界でも加速的に進んでいます。

 規格品、安価な加工賃を追求してきた日本の宝飾業界。次々廃業していく腕の立つ加工職人。生産拠点を海外に求めるメーカー。海外ブランドショップが乱立する銀座。新しく商品企画することなく、輸入ジュエリーに頼るようになった卸業。

 その先の未来は、わが国の「食」の世界と同様、ますます「いびつな世界」を作り出してしまうでしょう。

 

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口コミネットワークセールス

 宝石店といえば、気軽に店内に入りづらい「敷居の高い」ものと相場が決まっている?? 高級感漂う店構えで、ドアボーイがいるような店なら、なおさらのこと。休日の銀座のブランドショップでは、ぞろぞろと大勢の人が店内に入っていくので、その人たちにまぎれて店内に入ることができますが・・・。

 銀座のような立地が優れているところでも、土日、一元のお客さまが大勢店内に入るジュエリーショップはほんの数件に過ぎません。一度、休日に銀座にいけば、よくわかります。

 ほとんどの宝石店は、誰の紹介でもない一元のお客さまが、ひょっこり来店され、しかも高額のジュエリーを買っていくというようなことは、ほとんど期待できないものです。もし、そんなことがあったなら、「盆と正月が一緒に来たようなもの」と思うべきです。

 いろいろなイベントを考え、気軽にお店に来てもらう工夫は、勿論大切ですが、一番のセールスマンは、やはり「一度商品を買ってもらったお客さま」。ジュエリーのような高額品は、お客さまの「口コミ」や「ご紹介」が来店の決め手となるのです。

 一元さんに来店してもらうには、告知、宣伝をしなければなりません。中途半端な広告宣伝費をかけたからといってその費用対効果は期待できないと思ったほうがいいでしょう。

 それよりも、「既存のお客さま」ともっとコミュニケーションを密にとりましょう。その方法を色々考えるべきです。ただ、単純な「売り込み」のコミュニケーションは、敬遠されます。

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デビアス 銀座にアジア初の路面店

デビアス ダイヤモンドジュエラーズ(本社=英ロンドン)は3月28日、銀座マロニエ通りにアジア初の路面店「デビアス銀座本店」(中央区銀座2)をオープンします。デビアスがデパートのインショップからいよいよ本格的な店舗展開に移行するもので、注目すべき出来事です。

 同社は世界最大のダイヤモンド採掘・マーケティング会社の「デビアスSA」(本社=英ロンドン)と「LVMH モエヘネシー・ルイ・ヴィトングループ」(本社=フランス)の共同出資により、2001年に設立された合弁会社で、日本での展開は「デビアス ダイヤモンドジュエラーズ ジャパン」(千代田区)が行うことになっています。

 1階はダイヤモンドコレクション、2階はブライダルとハイジュエリーを展示しVIPルームを用意。地下1階は、ジュエリーとウォッチのアフターケアーや修理部門を配置する予定。

 デビアスの活動における東アジアのダイヤモンドプロモーションは、香港、中国へ。日本では、ダイヤモンドジュエリーの小売販売強化が顕著化してきます。

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ジュエリーデザイナー 池田達治氏 IJT2008に出展

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 1月23日から26日まで東京ビックサイトにて「第19回国際宝飾展 IJT2008」が開催されました。

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 デザイナー・クラフトマンパビリオンに、(有)アノードレイズ代表でジュエリーデザイナーの池田達治氏が今回初めて出展。デザインコンセプトは、「芸術・文化の起源はアジアにあり」。そのコンセプトを基に意匠された「イケダタツジ」の作品群を展示。アラベスク、ジャポニズム、モダニズムのコレクションは、オフィシャルサイトでご覧になれます。

http://www.anoderays.com/parts/index.html

 池田氏の活動は、現在、メーカー・卸・有力小売店が主催する催事中心です。下記の写真は、昨年12月22日に新高輪プリンス平安・天平の間で開催されたホテル催事でのコレクション出展模様です。

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 池田氏のプロフィールで紹介されているように、ジュエリーデザイナーとして世界的な評価を受けながらも、日本国内ではアパレル系デザイナーのようにその名前やコレクションがマスコミ等で大きく報道されないのが実態です。

 ジュエリーメーカー・卸業者が、芸能人デザイナーやそのプロジュースによるコレクションをホテル催事などでいままで売ってきましたが、その作品の完成度はいかがばかりのものだったのでしょうか。これからは、実力のある者同士が真剣にジュエリーと向き合う時代。そう思います。

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月島 もんじゃ「丸山」に学ぶ

Maruyama

 先週の土曜日(1月16日)、仲間とともに月島もんじゃ「丸山」に。「お好み焼き」で育った?関西人である私にとって「もんじゃ」はとっつきにくいもので、東京に出て来てもんじゃを食べたのは、いままで3回程度でしたし、それほどうまいものではないと思っていました。もんじゃのメッカ月島近くに住む友人が特に薦めるので、ためしに「丸山」に行ってみることにしたのですが、いままでのもんじゃの概念を変えるほど、おいしかったのです。

 食べたのは、「スペシャルC、幻のもんじゃ、イカ墨もんじゃ、味噌もんじゃ、カレーもんじゃ、最後に、チョコレートクレープ」。

 イカ墨もんじゃは、イタリアンの味がしましたし、幻のもんじゃには、ニンニクエキスがトッピングされ、食欲をそそられました。ここでしか食べられないという味噌もんじゃは、香ばしい不思議が味がしました。まさに、「もんじゃの革命」。

 家に帰ってGoogleで検索してみると、「丸山」は色々なところで紹介されてました。ここでは、日本ユニシス「Club Unisys PLUS」の記事がよくまとまっていましたので紹介しておきます。

「下町のもんじゃ界に一大旋風を巻き起こすアイデアマン」

http://www.unisys.co.jp/club/shop/maruyama.html

 不況になろうとも、競争相手があまたいても、どのような業界にも、繁盛店があるものです。

 画一化された商品が氾濫するジュエリー業界。小売店は、ただメーカー、卸が開発したた商品、輸入ジュエリーを店頭に並べているだけでは、とても海外ブランドジュエリーショップや他店との競争に勝てるとは思えません。

 今年のテーマに挙げた「商品力」。「商品力」のひとつに、オリジナリティーがあります。ジュエリーメーカー、卸の商品開発力がなくなってしまった今、それぞれのお店が独自に商品を開発しなければならない時代になってきています。

 店主のアイデア、情熱、研究によって競争相手に打ち勝つことは可能。そんな思いがしました。

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