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宝石のない宝石店

 12月1日、銀座のブランドショップ、特に銀座2丁目にオープンした「ブルガリ」を中心に見てきました。

 そのお話しは、次回に持ち越すとして、日本の宝石店(ジュエリーショップ)には、残念ながら「宝石がない」お店が実に多いことを指摘したいと思います。

 特に関東を中心として百貨店やショッピングモールなどで展開している大手宝飾チェーン店の店頭に並んでいる商品は、ほとんど同じようなものばかりです。メレーダイヤモンドを3個、5個使ったペンダント、ピアス・イヤリング、リング。ピンクやブラックダイヤモンドを使ったジュエリー。エンゲージリングとダイヤモンドブライダルリング。ショーウインドウの片隅に申し訳程度にある地金のネックレスとパールチョーカー。

 確かにダイヤモンドは、「宝石」のひとつです。しかし、ダイヤモンドだけが宝石ではありません。今の大手宝飾チェーン店は、言うなれば、「ダイヤモンドアクセサリーショップ」です。お店には、大粒のルビーやサファイアやエメラルドは置いていません。

 大手チェーン店ばかりか、地方の一番店や二番店も同じような傾向にあります。大粒の色石を希望するお客様がいれば、メーカーや卸が主催する展示会に連れていけばいいというような安易な気持ちがあるのでしょうか、高価な色石を仕入れることがほとんどありません。高額のカラーストーンルースを仕入れて売る努力もしないし、オリジナルデザインを考える力も持ち合わせていないからでしょう。

 すばらしい色石に魅力を感じ、それを買いたいと思うユーザーは、一体どこで買えばいいのでしょう。

 ユーザーの展示会離れは、健勝苑などの一部悪質な販売方法などが表面化してしまった以上、これからますます進むことになるでしょう。

 そのような状況では、本物の「宝石」を求めるお客様は、やはり、海外のブランドショップで買うことになるのでしょうか。「宝石のない」宝石店では、絶対買わないことは明らかですね。

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