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先行者利益

 近年、ビジネスにおいて「二番手商法」は、通用しなくなりました。

 家電の松下(Panasonic)が、「マネシタ」と揶揄されながらも、業界トップに君臨していた時代はもう過去の話し。今は、独自技術、独創的商品で売っていく時代。

 ネット社会においても同じ。HP、ブログを早くから取り組んでいたひととそうでないひととの差は歴然としています。「yahoo」などの検索サイトに、いち早く登録していたひとは、ディレクトリー型からロボット型検索になっても、特定検索ワードで、トップにランクされやすい優位性は保っているようです。

 yahooで、「ジュエリー」「宝石」「ニュース」など宝飾関連ワードや2ワード絞込み検索をかけてみると、よくわかります。

 さて、日本のジュエリー産業は、どうでしょう。過去、海外有名ブランドジュエリーの「もろコピー」商品を作り、訴訟沙汰になりました。また、「○○タイプ」などと表示し海外ブランドのアレンジ商品を作り続けてきました。

 残念ながら、いまだにその傾向は続いています。フィギアの荒川静香選手が「金メダル」を取ったときに付けていたあるブランドの「トリロジー」をすぐ「荒川静香タイプ」スリーストーン・ダイヤモンドジュエリーと表し、売り出すメーカーがでるくらい、「マネシタ?」精神は旺盛のようです。

 まったく、困ったものです。

 だから、「海外ジュエリーブランド」にしてやられるのは、当たり前ですね。

 「二番手商法」「コバンザメ商売」は、もう通用しません。「先行者利益」享受を目指して、「トップ」を狙っていく気概が必要です。

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