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濁水の回し飲み?業界

 「清濁併せ呑む」という言葉があります。辞書によりますと、「心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ」。経営者の心得としてよく引用される言葉です。

 清原発言で有名になった「泥水を飲む覚悟」。「泥水を飲む」とは一体どういうことなのか、私自身よく理解していません。ただ、経営者はそういう覚悟が必要と言われます。「泥水を飲む」とは、他の人の罪を自分がひっかぶらねばならないこともあるということでしょうか。

 いずれも言葉も上に立つ人間は、おおいなる度量が必要ということの例えです。

 しかし、濁った水ばかり飲んでいては体に変調をきたします。例えば、みんなで「濁った水」を宴会のときの清酒の回し飲みのように飲めば、どうなるでしょう。

 戦国武士の酒盛りや運動部の宴会などで清酒の回し飲みをして「一体感」を演出することがあります。一種「儀式化」していますが。

 私が感じるに、今の日本のジュエリー業界の不振の大きな原因は、グレーゾーンの商売、商品を暗黙のうちにみんなで許しあってきた結果だと思います。

 「清濁併せ呑む」ならいいのですが、「濁濁併せ呑む」ようなものです。汚れた水ばっかりお互い飲みあっているものですから、終いにはみんな体が腐ってきて、膿が出てきます。

 業界人のいう「過去の膿」とはこういうことでしょう。

 私の知る限り、経営が苦しくなっても、「汚れた水」を飲まず、必死に生き延びてきた業界の人間は少数派です。

 例え喉が渇ききっても、濁った水を飲むことなく、「一滴の清水」で喉を潤すような生き方をしたいものです。

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