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ダイヤモンドの輸入減少傾向続く

 「㈱Jクラブ」の輸入統計分析によりますと、4月のダイヤモンドの輸入量は、重量(カラット)ベースで、前年比 84.1%(177,752cts.)、5月は前年比 74.51%(186,203cts.)と落ち込みが続いています。主たる原因は、輸入量の70%前後を占めるインドからの輸入が減っていることです。

 インドメレーの輸入量の落ち込みは、比較的安価なダイヤモンドジュエリーの製造が止まっていることにつながっていると思います。ダイヤモンドジュエリーは、メーカー、卸業者にとって売り上げ比率が大きいので、ここでの落ち込みが続くと、企業体力の低下が心配されるところです。

 一時期ダイヤモンドジュエリーは、価格競争による品質の低下を招き、その後、その反動なのか、ゆり戻しなのか「H、VSアップ」で「エクセレントカット」「ハート&キューピット」など高品質のダイヤモンドばかりを売るようになりました。

 パールも価格訴求による品質の低下から「花珠(はなだま)」を売るようになったように同じような販売経緯を経てきました。

 極端から極端に走る傾向は、「価格」「4C鑑定書」など目に見える数字や基準に頼り、宝石本来の魅力をアピールすることやブランド構築をしてこなかったことに起因すると思います。

 価格や4Cに偏った販売は、ジュエラーとしてのプロ意識を捨て、安易な販売方法を選択することになりました。ショッピングローンやデート商法まがいの押し付け販売にも問題がありました。

 ビール業界では、何リットルもある「樽ナマ」など量で売る時代があり、その後、第3のビールなどに代表されるように価格競争の時代に入り、今では「プレミアムビール」や独自の製法にこだわった「ブランドビール」を販売するようになりました。

 コーヒーショップも安さより、カプチーノやラテなどにこだわる「カフェバー」スタイルが今は主流になってきています。

 ダイヤモンドや色石もビールやコーヒーと同じ「嗜好品」と考えますと、これらと同じようなマーケティングを展開する会社がこれから伸びていくと思います。

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