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認知症女性に宝石を販売

 業界としては、うれしくないニュース。

 京都市内の女性(78)が認知症で判断力が低下しているのに、指輪などを売りつけられたたとして、21日、貴金属販売チェーン「三貴」(東京都千代田区)、ローンを組んだ信販会社4社に代金約2300万円の返還を求める訴訟を京都地裁に起こしました。

 三貴は「ジュエリーマキ」などの名称で全国に約220店を展開しています。三貴の担当者は「宝石好きなお金持ちという認識で、喜んでくれていると思っていた。突然の提訴で驚いている。誠意を持って話し合いに応じるつもりだ」と話しています。

 訴状によりますと、女性は三貴が出店している「ジュエリーマキ西院店」(京都市右京区)で、平成15年9月-18年4月にかけて少なくとも約6000万円分の宝石を購入。このうち既に支払い済みの約3100万円の返還と、信販会社に債務の不存在を求めています。

 女性は、今年6月、「認知症で2、3年前に発症した」と診断され、「判断能力の低下に乗じて短期間に大量に購入させた異常な取引で、公序良俗に反して無効だ」と訴えています。

 この女性は、夫とふたり暮らしで、月収は年金の10万円のみだそうです。もし、この訴えが本当であれば、そういう女性に高額の宝飾品を販売し続けたお店、ローンを組んだ信販会社の姿勢に憤りを感じます。

 この提訴は、販売店とショッピングローン会社がタッグを組み、高額宝飾品などを強引な割賦販売してきた象徴的な事案であり、この問題の氷山の一角に過ぎません。今後、このことが引き金になり、同じような訴訟問題が全国にひろがらないことを祈ります。

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