甲府産地ブランド「Koo-fu(クーフー)」の対中戦略
このブログで以前紹介しました、甲府の産地ブランド「Koo-fu(クーフー)」。
3月21日、フジサンケイ ビジネスアイ「中国ビジネス」面「香港ルート作戦<下>」の一例として「Koo-fu」が取り上げられています。
甲府の宝飾関連企業は、1200社以上で、出荷量も日本国内の3分の1を占めます。しかし、近年、海外ブランドの流入、流通の変化などで、10年前の出荷額と比較して約半分に落ち込んできています。
そこで、ご当地ブランドとして「Koo-fu」プロジェクトを立ち上げたわけです。
3月上旬香港で開催された「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」に出展した甲府の産地ブランド「Koo-fu」のブースでのバイヤーの感触も良かったとのこと。
「Koo-fu」のプラチナ純度は、Pt950。プラチナの純度を上げながら、傷がつきにくいのが特徴。高純度のプラチナの製造、加工には、独自の技術が必要なので、中国に輸出するのには格好の商材なのかも知れません。
水晶加工の地として有名である甲府。個人的な提案ですが、国内向けユーザーの産地ブランドとして、「Koo-fu」のような地金ブランドではなく、半貴石・色石ブランドを企画してもらいたいものです。
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