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ミシュラン、初の日本旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」を発行

 フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」が近く、初の日本旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」を発行します。仏語で1万部印刷。19.9ユーロ(約3200円)で、4月4日に発売。日本を旅行するフランス人のために、観光地を三つ星~星なしに分類しています。

 同ガイドによると、「必ず訪れるべきだ」と三つ星が付いた観光地は東京、京都、奈良、日光、富士山、姫路城、厳島神社、飛騨高山。「非常に興味深い場所」の二つ星は鎌倉、金沢、伊豆半島、大阪、長崎、知床半島など。名古屋、神戸、広島などは「興味深い」にあたる一つ星。

 東京都内では明治神宮や新宿御苑などが三つ星、六本木ヒルズなどが二つ星に位置づけられました。

 これで、ヨーロッパ、特にフランスから日本に観光客は増えるのでしょうか。もし、日本人が日本を海外に対し観光地として積極的に宣伝するなら、もっと文化遺産を大切にすべきです。

 大切な文化遺産に「落書き」が絶えないと聞いています。

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「ミシュランガイド」東京版、今年11月刊行

 レストランを星で格付けすることで有名な「ミシュランガイド」の東京版が今年11月に刊行されます。

 同ガイドは、一昨年、米ニューヨーク・シティ版がでて話題になりましたが、アジア版はこれが初めて。

 「ミシュランガイド」は、1900年、フランスのタイヤメーカー「ミシュラン」がドライバーに車の修理場所や宿泊・食事施設などを示したガイドを無料配布したのが」始まり。20年に有料化し、31年に現在の星の格付けが登場。

 日本ミシュランタイヤによりますと、東京版発行のため、日本人を含む5人の覆面調査員が昨年からレストランやホテルなどの調査をスタート。

 さて、Gem-PLanetで紹介しています「かかりつけの宝石店」は、私ひとりが調査員で、星の格付けをしておりません。今後は、関西の店舗を取材したり、「御用達の宝石店」を追加するなど地道に広げていこうと考えています。

 天下の「ミシュラン」の向こうを張るつもりは毛頭ありませんし、「かかりつけの宝石店」は、そのような権威付けのための企画ではありません。

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ミキティー「金」、シューズのエッジは「ルビー」仕上げ

 フィギアスケート世界選手権、安藤美姫「ミキティー」が逆転Vで金メダル、おめでとう。

 3月24日、サンケイスポーツ紙によりますと、ミキティーは、今年シューズメーカーをトリノで金メダルを獲得した荒川静香がはいていたグラフ社(スイス)の製品に変更した模様。

 しかも、浅田真央ら他の選手がエッジをダイヤモンドのみで研磨するところをミキティーは、ダイヤとルビーで研磨。

 ルビーで磨くことによってエッジが滑らかになり接氷時間を長くすることに成功。ジャンプの負担を減らし滑りにより磨きがかかったとか。しなやかな演技には、そういう秘密兵器が存在していたのですね。

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甲府産地ブランド「Koo-fu(クーフー)」の対中戦略

 このブログで以前紹介しました、甲府の産地ブランド「Koo-fu(クーフー)」。

 3月21日、フジサンケイ ビジネスアイ「中国ビジネス」面「香港ルート作戦<下>」の一例として「Koo-fu」が取り上げられています。

 甲府の宝飾関連企業は、1200社以上で、出荷量も日本国内の3分の1を占めます。しかし、近年、海外ブランドの流入、流通の変化などで、10年前の出荷額と比較して約半分に落ち込んできています。

 そこで、ご当地ブランドとして「Koo-fu」プロジェクトを立ち上げたわけです。

 3月上旬香港で開催された「香港インターナショナル・ジュエリー・ショー」に出展した甲府の産地ブランド「Koo-fu」のブースでのバイヤーの感触も良かったとのこと。

 「Koo-fu」のプラチナ純度は、Pt950。プラチナの純度を上げながら、傷がつきにくいのが特徴。高純度のプラチナの製造、加工には、独自の技術が必要なので、中国に輸出するのには格好の商材なのかも知れません。

 水晶加工の地として有名である甲府。個人的な提案ですが、国内向けユーザーの産地ブランドとして、「Koo-fu」のような地金ブランドではなく、半貴石・色石ブランドを企画してもらいたいものです。

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ドレススーツにオシャレなピンズ

 日本橋高島屋は、長きにわたりメンズアクセサリーの提案を続けています。

 昨年10月に取り扱いを始めたピンズ「ピッコラ・ステラ」は、すべて職人による手作り。般若の顔やツタンカーメンのマスクシリーズ、テントウムシやチョウなどの昆虫シリーズは、年代を問わず売れ続けているといいます。

 カウスボタンやポケットチーフといった、普段使いとしては一般的でなかったアイテムも種類が増えて、銀座三越は、「男性のスーツ回りの小物人気は、年々高まってきていて、今月は前年比3割の伸び」と話しています。

 メンズアクセサリーの伸びは、紳士スーツがドブネズミ・ファッションと揶揄される日本式トラッドから脱皮して、ドレッシーになってきたことも大きな一因でしょう。

 過去、バブル期に流行したデザイナーブランドの「ソフトスーツ」から「ドレススーツ」に昇華してきたように感じます。

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東京コレクション・ウィーク

 3月12日より16日まで、日本橋特設テントにて、「東京コレクション・ウィーク」が開催。

 ファッション戦略会議 議長 馬場 彰は、HPにて

 『「東京発 日本ファッション・ウィーク」(JFW in TOKYO)は、日本の高品質・高感度な繊維素材やファッションのクリエーションを世界へ向けて効果的に発信するため、官民一体で取り組んでいるファッションイベントです。また、「創」、「匠」、「商」の三位一体を基盤とし、日本の繊維産業・ファッション産業の国際競争力を強化していくとともに、広く生活文化関連産業の活力を産み出す源とすることを目指しています。』

 と述べています。

 まだまだ日が浅い東京発コレクションは、パリ、ミラノなどのコレクションと伍して対抗できるとは思えませんが、発想の原点は共感できると思います。

 デザイナー岩谷俊和氏が仕掛けている「ドレスキャンプ」は、「Champion」「MCM」「Timberland」「PIAGET」などとコラボレートした作品を発表しています。

 ジュエリー業界においても、東京発ジュエリートレンドを世界に向けて発表できる機会を作る必要があると思います。

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ジュエリー・ソムリエ養成 Gem-PLanet CLub(GPC)

 平成16年1月にスタートした、Gem-PLanet のジュエラー会員組織 Gem-PLanet CLub (GPC) は、今年で4年目を迎えます。

 今年、平成19年(2007年)、GPCは、ジュエラーとして総合的で専門的な知識を持つ「ジュエリー・ソムリエ」として活躍できる人材育成を目指し、いままでより、より専門的な情報、より高度なマーケティングノウハウを提供し、会員相互のネットワーク構築を図ります。

 もちろん、「おもてなし(ホスピタリティー)のこころ」を大切にできるようなすばらしいジュエラーになってもらいたいと思いますし、そういうジュエラーがGPCメンバーより多く輩出できればと主宰者として思っています。

 3月より、最新のジュエリーニュースやマーケット情報、お薦め図書などは、タイムリーに発信できる会員限定BBSに書き込んでいます。

 最新のBBSの書き込みは、

03.10 RSSを使って・・・~会員BBS~ New! 
03.10 「意外と知られていないWeb2.0の謎を解く」~会員BBS~ New!   
03.09 アメリカでの映画「ブラッド・ダイヤモンド」の影響~会員BBS~ 
03.08 DTCからのレター~会員BBS~
03.07 「団塊世代の心をつかむ法」勉強会~会員BBS~

 となっています。

 随時、会員向けメルマガも配信しております。

 ご興味のある方は、Gem-PLanet をご覧下さい。 

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「宝石月夜ばなし」は「ビジネスブログ」でも紹介

 企業Web担当者のためのビジネスブログ情報サイト 「ビジネスブログ」において、当ブログ「宝石月夜ばなし」が紹介されています。

 「消費者向け製品」カテゴリーで、宝石・ジュエリー関連では、当ブログが代表のようです。

http://www.businessblog.jp/000133.html

 消費者向け製品カテゴリーで、ジュエリー以外のブログにも大変参考になるブログがありますので、興味のある方は、ご参考にしてください。

 

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模様眺め組と突破組

昨年夏ごろより低調が続く宝飾業界。


ニッポン経済は、堅調に回復し、「いざなぎ景気」をも超える勢い。

いや、いざなぎを超えてしまっている、、、統計的には。

上場企業を中心とした大企業の好決算が続きます。

中小企業は、その恩恵をまだ受けていない様子。

庶民は、格差ばかりが気にかかります。


不景気の影響を最初に受け、景気回復の恩恵を最後に受けると
いわれる宝飾業界。


業界の重鎮たちは、この時期にして、まだ「模様眺め」を決め込む構え。


若手ジュエラーは、危機感をもって「一点突破」をはかろうとしている。


嵐がくれば、テントに入ってひたすら嵐が過ぎ去るのを待つのが良策。


しかし、もう嵐は去っているのでは・・・。


いつまでもテントに入って救援を待っていても、救援隊は
こないのです。


ここは、勇気をもって、自ら活路を開くべき、ではありませんか。

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「日刊ココログ・ガイド」 リニューアル

 「日刊ココログ・ガイド」では、オススメのココログを日替わりで紹介しています。この度、リニューアルし、検索がしやすくなりました。

 http://guide.cocolog-nifty.com/guide/

 ちなみに、「宝石月夜ばなし」は、2005年2月1日、「ファッション・アクセサリ」カテゴリーで推薦されています。

 http://guide.cocolog-nifty.com/guide/2005/02/post.html

 ココログさん、ご推薦ありがとうございます。

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ディズニーの夢のあるウエディングプラン

D_weding2

 今日は春の陽光があたたかく、絶好のサイクリング日和。まずは、舞浜のディズニーアンバサダーホテルへ。

 ちょうど運よく、若いカップルの結婚式に遭遇。写真は、ホテルの中庭で、ミッキー、ミニーがふたりを祝福している様子。

 ディズニーアンバサダーホテルのウエディングプランの呼び物です。見ていてほんとにほほえましい気持ちになります。結婚したふたりにとっても、一生の思い出になると思います。

 わがジュエリー業界では、ダイヤモンドの売り上げが芳しくありません。少子化とエンゲージリングにダイヤモンドリングを贈る慣習が薄れたことが主たる原因です。デビアス(DTC)のキャンペーン、「ダイヤモンド婚約リングは給料の三か月分」を今の適齢期のひとはもうホトンド知らないのではないでしょうか。

 ジュエリー専門店は、ただ単にダイヤモンドエンゲージリングを薦めるのではなく、ディズニーのようにもっと夢のあるプランを提案しないと、ますますダイヤモンドエンゲージリングの需要は落ち込む一方になります。

 エンゲージリングの需要が減り、中級・高級マリッジリングが健闘しているようですが、それでよいとは思えません。

 

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「RSSリーダー」により、ブログ、Webサイトの選別が始まる

 最近、ブログの更新チェックに、「RSSリーダー」を利用しています。
 
 仕事上情報収集に必要なブログ、個人的に興味のあるブログは、ブックマーク(お気に入り)に登録してあります。しかし、登録した中で、例えば、最低1週間に1回チェックしなければならないブログは限られてきました。更新頻度が落ちるもの、内容がいまいちで興味が薄れてしまったものを、一個一個チェックするのが、時間の無駄になってきました。

 メールであれば、必要のないものを片っ端から削除していけばいいのですが、Webの場合、いちいちそのサイトを開けなければならないので、面倒です。しかも、ブックマークしておいたどのブログも更新がないと、時間の無駄になり、徒労となります。

 その点、RSSリーダーに厳選した?ブログを登録しておけば、更新状況がひと目でわかり、しかも、一元管理できます。

 ブログには、ほとんどRSSが標準装備されています。先進的なWebサイトでは、既にRSSが組み込まれていますので、RSSリーダーに登録可能です。

 インターネットで情報を得ようとするひとが、ほとんどRSSリーダーを利用するようになったり、ブラウザーに組み込まれるようになれば、人気のないブログは、ますますヒット数が減り、更新頻度が高く人気のブログはその位置をキープしていくことでしょう。

 企業、店舗のWebサイトも、レンタルサーバーが、RSS標準にするようになると、ブログと同じ現象になると思います。

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株式会社Jクラブ 「ジュエリー業界のデータと統計」 

 2006年12月、株式会社JTCを辞め、株式会社Jクラブ(The J Club Inc.)を設立されました、桃沢敏幸氏は、社団法人日本ジュエリー協会の調査・広報部会長やダイヤモンド・エクスチェンジ・クラブの企画委員長(2006年12月新会社設立のため退任)などを長年歴任され、業界紙、季刊誌などで執筆活動をされています。

 下記、関連記事。

 http://gem-planet.cocolog-nifty.com/tsukiyo/2006/12/tde_494d.html

 その株式会社Jクラブで、会員制による「ジュエリー業界データと統計」閲覧サービスを開始しています。

 年会費は、5000円(税込み)。

 ジュエリーの商売を考えるとき、将来成功するためのプランニングを立案する際、過去から現在にわたるデータ、統計が絶対に必要になります。

 ジュエリー業界は、これから混迷と激しい競争の時代に突入していくことでしょう。

  業界関連業社の経営者、経営幹部の皆様、是非、Jクラブの統計データを活用されることをお勧めします。

  お問い合わせ、お申し込みは、下記まで。

 〒110-0005 東京都台東区上野1-17-5
  Tel 03-5688-5030 Fax 03-5688-5040
       http://www.jclubjapan.com/
   
       E-mail : office@jclubjapan.com

 

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教訓 「他人と過去」「自分と未来」

 今日、朝の「J-wave」を聞いていますと、すばらいい教訓が・・・・。

 「他人と過去」は変えられないが、「自分と未来」は変えられる。

 ですよね。ホント、実感します。

 最近、他人を説得したり、意見することにエネルギーを使うことをやめました。それよりも、自分を変えることが大切。自分が変われば、周りが変わる。

 向かうベクトルが同じひとと「共生」すること、ともに協力して成長することを目指します。

 過去の失敗からは、学習効果は得られますが、それを何度も後悔しても意味がない。未来は、現在いる自分の成長によって変えられる。映画「ターミネーター」です。

 たしか、楽天の野村監督が、若手育成の教訓として、同じような趣旨を言っていますね。

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