日本のジュエリー産業活性化プラン
矢野経済研究所発表による2013年まで日本の宝飾品市場規模将来予測は、
当ブログ2月14日エントリー「宝飾品市場規模調査 矢野経済研究所」でご紹介しましたように、緩やかな微増となっています。団塊世代の大量退職による消費需要増を当て込んだりすれば、高級宝飾品の売り上げアップにつながるかもしれません。
しかし、その対象が純粋ジャパンメイド、日本ブランドである保証はどこにもないのです。
さらに、日本の大手宝飾メーカー、卸、小売への海外資本投資はますます増える傾向にあります。会社の名前は変わらなくても、資本、経営は「外資」という企業形態はこれからますます増えるでしょう。
腕のある日本の宝飾職人が仕事がない、後継者がいないため次々と廃業し、ジュエリーの生産拠点はどんどん海外に移管しています。そして、海外輸入ブランドが増える一方です。
日本の宝飾産業の現況を簡単に言えば、ざっとこんなところでしょう。
さて、現状を嘆いているだけでは、「単なる批評家、評論家」に過ぎません。そこをどうブレイクスルーさせるかが「プランナー」の真骨頂です。私なりのプランニングはすでに出来上がっています。まだまだ小さな動きに過ぎませんが、インターネットを使ってまずは同じ理想を持つ仲間たちと「草の根ネットワーク」を構築させようと考えています。
本当にこの業界で頑張ろうという気概を持った、やる気のある方(日本人)、特に若手のジュエラーの皆さん、私にコンタクトを取ってみませんか。お待ちしています。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- サイクリングスタイル(2013.04.23)
- ルームシューズ(2012.11.30)
- 大阪駅北ビル、専門店街「ルクア」好調の理由(2011.08.06)
- オンワード樫山と京セラ、組曲ジュエリー「ピュアピンクサファイア」シリーズを秋冬限定発売(2010.07.23)
- デビアス「アンシャンテ ロータ ス コレクション」に新作(2010.02.22)
コメント