「今治タオルプロジェクト」とジュエリーブランド化
愛媛・今治は、タオルの生産地として有名です。2005年実績で、生産量1万3643トン、194億円を製造しています。ただ、日本で販売されるタオルのシェアは、2割ほどにすぎず、あとは中国など海外生産。
そこで、四国タオル工業組合などが音頭をとり、今治タオルのブランド化プロジェクト「今治タオルプロジェクト」が発足。独自の厳しい認定基準をクリアしたタオルのみにロゴを付けるようになります。
中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」活動の一環でもあります。
現在、青山スパイラル1階でブランドロゴのついたタオルの展示販売会を実施しています。
社団法人日本ジュエリー協会(JJA)は、「JJAは信頼のマーク」というプロジェクトを企画中。また毎年、イヤーカラーを決めてイヤージュエリーを展開しています。
宝飾の地場産業が盛んな甲府では、メーカーが集まり、高品位プラチナ(オリジナルのPt950プラチナ地金「Koo-fu地金」)を使った商品を「産地ブランド化」しています。
しかし、百貨店や有力小売店でこれらの企画を大きく展開しているのを見ることは本当に少ないのです。ジュエリー関連団体の場合、ユーザーの視点にたった企画を立案し、運営を徹底し、その後の検証がなければ、単なる自己満足だけに終わってしまうと思います。
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