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諏訪貿易 ダイヤモンド買い付け動画

 諏訪貿易のHPに、「ボンベイ買い付け動画日記」というページがあります。

 http://www.suwagem.com/jp/dictionary/diary/index.html

 海外でダイヤモンドを買い付けている模様を動画で観ることができます。ジュエリーの輸入卸会社に就職しても海外に宝石を買い付けにいくバイヤーになかなかなることができません。ジュエリー業界にいても、海外買い付けバイヤーになれる人は極々少数です。

 でも、どういう状況でダイヤモンドを買い付けているのか興味のあるところだと思います。

 また、同じHP内「バンコック研磨工場案内」も合わせてご覧になることをお勧めします。

 http://www.suwagem.com/jp/dictionary/bangkok/index.html

 色石の原石の選別から製品(ルース)に仕上げるまでの工程が動画で観ることができます。

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パライバトルマリン

 今日、ラジオを聴いていましたら、「ニッポン放送」ラジオショッピングで「パライバトルマリン」ペンダントを紹介していました。なにかと話題のパライバトルマリンだけに、どういった紹介、説明をするのか注意深く聴いていましたら、なかなかうまく、しかも正確に説明していました。

 そこで早速、該当HPを調べてみました。

https://www.jolf-p.co.jp/shop/

 詳細ページより引用

パライバトルマリンは1989年にブラジルのパライバ州で発見されました。鉱物学的にはトルマリンの一種ですが、その色や輝きがあまりにも強烈な印象だったたため、「パライバトルマリン」という独立した名前をもらったほどです。この吸い込まれそうなコバルトブルーの色合いの石は僅かしか採れず、普通のトルマリンとは別格な宝石として、世界中のマニアを虜にしています。

(中略)

最近アフリカのナイジェリアでも発見されましたが、やはりめったに取れないことは変わらないパライバトルマリン。発見されてまだ20年もたっていないのに産出量は減る一方で、今後も価格が上がることはあっても下がることはないだろうと言われている「幻の宝石」です。

 ~引用終了~

 パライバトルマリンは、現在は産地を特定できる宝石ではなくなっています。

 パライバトルマリンをこのように現状を正確に説明をして販売をしてくれている業者であれば大歓迎です。

 パライバトルマリンを店舗で実際に説明を受けた後、あるいは、HPの画像を見た後、その「宝石の美しさ」は、ご自分で判断してください。ルビーやエメラルドにピンキリがあるように、パライバトリマリンも美しさ、品質によって大きく価格が異なります。

 単に希少性があるからだけで宝石を薦めたり、購入することがないようにしたいものです。宝石は、一元的な商品ではありません。

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IJT 2007

Ijt_2007

 1月24日より27日まで、東京ビックサイトにて、第18回国際宝飾展(IJT 2007)が盛大に開催されました。

 そのなかで、ダイヤモンドワールドのコーナーは会場のいい位置を占めていました。特に、「DTCサイトホルダーパビリオン」はその中核に存在し、日本の業者以上のパワーを感じました。

 御徒町に事務所を置くダイヤモンド卸商に、ここ数年、随分「○○JAPAN」という会社が増えてきました。サイトホルダー関連会社の日本支社、事務所です。

 DTCのSOC(サプライヤー・オブ・チョイス)戦略変更以来、IJTは、日本のダイヤモンド産業において、「外資」の勢力が年々増大してきていることが垣間見れる展示会になってきています。

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GoogleとWeb標準

 本日1月21日、NHKスペシャルは、「Google革命の衝撃」~あなたの人生を検索が変える~。

 インターネット、特にホームページの世界では、「Google」出現以前と以後では、大きく様相が変わりました。

 インターネットが普及し始めた頃、Webページの中で注目を集めたのは、きれいにデザインされたページでした。いかに注目を集めるかに苦心した結果、トップページに「Flash」等で作成した動きのあるデザインを多様したWebサイトが先端をゆくデザインとなりました。

 現在、Webページに求められているのは、デザインの美しさだけではありません。以下の要件を満たす必要があります。

 検索エンジン最適化(SEO)

 アクセシビリティー

 ユーザビリティー

 特に、「Google」「yahoo」などの検索エンジンで上位に表示されるためには、ページ内のタイトルや見出しといった重要語句を適切なタグによってマークアップする必要があります。そのためには、CSSによるデザインが便利で有効です。これからのWeb標準は、「XHTML+CSS」になります。専門的な説明は、ここでは割愛します。

 さらに、インターネットの家庭への普及と「Google」によって消費行動が変わりました。
「AIDMA(アイドマ)の法則」が「AISAS(アイサス)の法則」に変わってしまったのです。

「AIDMA」
A Attention(注意)
I Interest(関心)
D Desire(欲求)
M Momory(記憶)
A Action(行動)

「AISAS」
A Attention(注意)
I Interest(関心)
S Search(検索)
A Action(行動)
S Share(共有)

 このような社会背景を考えるなら、中小企業が多いジュエリーメーカーやショップは、自社・自店のWebサイトに対する取り組みいかんで、ますます大手のブランドショップに太刀打ちできなくなってしまうことになると思います。

 圧倒的な資金によるマスメディア等の広告宣伝に対抗するものとして、Webサイトは重要な手段になります。Web新時代の「口コミ」戦略です。

 Webページは、「作品」ではなく、「道具(ツール)」となっています。あなたの「Webサイト」(道具)は錆びていませんか。

 店頭の地金が錆びていると、宝石屋として恥ずかしいことと同じように、Webサイトが錆びているようでは、ユーザーからの良い評判は上がらないでしょう。

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ジュエリーギフト商戦

 昨年、定例にしています、クリスマス前ジュエリーショップ市場調査を行いました。

 結果として、海外有名ブランドショップの圧勝、日本のジュエリーショップの惨敗です。いわゆるライトジュエリーと呼ばれる低額品においては、善戦していましたが。

 商品ブランディング、ショップブランドの確立度、クリスマス前広告戦略の差が如実に現れました。

 中元、歳暮において、百貨店の包装紙が重要という日本の国民性からみれば、海外ブランドジュエリーショップとしてこれほど戦い易い市場はないと思います。ギフトは、指名買いがほとんどです。

 ギフトという範疇に限っていえば、日本のジュエリーショップで海外ブランドショップに対抗できるのは、私の知る限り「ミキモト」ぐらいでしょう。

 全てのジュエリーショップが「ミキモト」と同じことができるわけがありません。ですから、日本のほとんどのジュエリーショップは、同じ土俵で戦わないことです。

 例えば、巨艦に対抗するには、飛行機か潜水艦であるように。

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BRAND JEWELRY 2007 SPRING

Brand_j07ss

 双葉社スーパームック「BRAND JEWELRY 2007 SPRING」に「四季を楽しむ和風アクセント」というコーナーがあり、興味深いジュエリーが掲載されています。

 欧米高級ブランドに、和風デザインがたくみに取り入れられているジュエリーを見るにつけ、本家本元の日本のジュエリーメーカーがヨーロッパのモノマネに終始している姿勢が目立ち、残念に思っています。

 和風ジュエリーというと、七宝や漆などの伝統技法を取り入れたものが多いのですが、日本特有の文様を生かしたデザインや日本古来の鏨(タガネ)を用いた彫金技法を融合させたジュエリーが今回多く紹介されています。

 日本のジュエリーメーカーは、もっと日本の文様を研究し、日本でしか作れない宝飾品を作り、海外のジュエリーショーに出品してほしいものです。

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国際宝飾展 IJT2007 開催間近

 1月24日から27日まで、東京ビックサイトにて、第18回国際宝飾展(18th INTERNATIONAL JEWELLRY TOKYO ) IJT2007が開催されます。

 初日のレセプションパーティーで表彰されます「第18回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の受賞者が決定しています。

10代:長澤 まさみさん
20代:倖田 來未さん
30代:篠原 涼子さん
40代:YOUさん
50代:阿川 佐和子さん
60代:岩下 志麻さん

男性:速水 もこみちさん

 また、今年は新しく「第1回 ブライダルジュエリープリンセス」の受賞があります。

受賞者は、優香さん、安 めぐみさん。

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明けましておめでとうございます。

 2007年、明けましておめでとうございます。2006年は、アッという間に終わったという感じでした。2006年は、年初に企画して、その年にやり残したことが散々ありました。

 今年はそのようなことがないようにしたいものです。

 日本のジュエリー業界もそろそろ上昇気運に乗らないと、まずいですね。そのためには、やるべきことを行動に移すことだと思います。どうすればよいかわかっていても、率先して行動しないようでは、これまでと同じ。

 これからは、二番手商法は通じない時代。リスクがあっても挑戦する気持ちを大切にしましょう。

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