宝石小売店とパン屋
私が子供の頃、昭和30年代、大阪で町のパン屋と言えば、「神戸屋」「フジパン」「ヤマザキパン」(チェーン店)ぐらいしかありませんでした。よく知りませんが、東京では、木村屋なんでしょうか。
近所に「神戸屋」のパン屋ができ、おおきなキリンの造形物が店先に置いてあったことを鮮明に覚えています。
当時朝食は、ご飯にお味噌汁というのが定番で、朝からパンを食べるなんてことは、まずなかったですね。小学校の給食にコッペパンがたまに出た程度です。
それが、今や町に自家製のパンを売るベーカリーができ、ちょっとしたスーパーにも出店しています。家庭の朝食は、ご飯にお味噌汁やお新香から、パンにコーヒーになり、そのパンは、こだわりのパンを買うことが日常になってきています。
今の宝石小売店に並んでいるジュエリーは、量産されたパンのようですね。どこに行っても、同じような「クリームパン」や「アンパン」が並んでいます。
ところで今日、昨日ブログで紹介しました、表参道「マリーアッシュ」さんに行きました。ここには、どこにでもある「クリームパン」や「アンパン」はありません。念のため、申し上げておきます。
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