シンセティック・ダイヤモンドにグレーディング・レポート
GIA(米国宝石学会)は、かねてより、シンセティック(合成)・ダイヤモンドにグレーディング・レポートを発行する計画であると発表していました。
ラパポートのDiamonds.net(http://www.diamonds.net/)10月9日のNews記事によりますと、GIAは、2007年1月1日に受付を開始する予定と掲載。
いよいよ、米国で、シンセティック・ダイヤモンドのグレーディング・レポート発行が始まります。
6月のWFDBの第32回ワールド・ダイヤモンド・コングレスでのシンセティック・ダイヤモンドに関する決議は、次の三つ。以下、ラパポート・ダイヤモンド・レポート(RDR)より引用。
ラパポート・ダイヤモンド・レポート(RDR)~ダイヤモンド・宝石情報、ダイヤモンドプライスリスト(価格表)掲載英文マガジン
お申込み・お問い合わせ先:ラパポート・ジャパン(http://www.diamonds.ne.jp/)
1.宝石の目的で使用されるシンセティック・ダイヤモンドは、これを認める。宝石鑑定機関には、シンセティック・ダイヤモンドを鑑別するよう、また、シンセティック・ダイヤモンドであるという事実を強調し鑑定書に明記するよう要請する。
2.シンセティック・ダイヤモンドという用語は、人造もしくは研究所内で製造されたダイヤモンドを指す。
3.通常ダイヤモンドの特徴を表記するために使われる用語は、シンセティック・ダイヤモンドに使用せず、また、インターナショナル・ダイヤモンド・カウンシル(IDC)に鑑定機関がこのような特徴を表す場合に使用する用語を作成する権限を与える。
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コメント
日本国内の都合により、世界的な流れに逆らうことは得策ではありません。
ブログのテンプレートは、ちょこちょこ変えています。常に変えないことも一策ですが、店舗のショーウインドウに季節感が必要なように、見た目を定期的変えています。
投稿: 仁醒 | 2006/10/13 23:56
いまいち、受け入れがたいGIAの新サービスですが、米国法の平等下におけるビジネスの公平性から観れば致し方ない決定なのでしょう。
このサービスは、時間の問題で日本にも及ぶでしょう。
ところで、画面が秋らしくなって素敵に変身しましたね。
見ているだけで、爽やか感いっぱいです。
投稿: bunkyu | 2006/10/13 20:48