« 下降する日本ジュエリー業界 | トップページ | 「キンバリー・プロセス」 »

映画「The Blood Diamond」

 7月30日、このブログで問題にしましたレオナルド・デ・カプリオ主演映画「The Blood Diamond」は、1999年、シエラ・レオネでRUF反乱グループが原石ダイヤモンドを搾取し、不法販売による武器の調達を繰り返し、内乱を長期化させた問題がテーマになっています。

 アメリカでは、ジュエリー業界最大の商戦であるクリスマスの時期に映画が公開される予定です。日本の公開は、来春になるそうです。アメリカのほうが事態は深刻のようです。

 この紛争ダイヤモンド、コンフリクト・ダイヤモンドは、現在の流通量からすれば、全体の0.2%に過ぎません。それは、世界のダイヤモンド業界の努力によるものです。

 繰り返しになりますが、私の個人サイト「Gem-PLanet」に下記の記事があります。

 2003.01.17
「知っておきたい、コンフリクトダイアモンドとキンバリープロセス」

http://www.gem-planet.jp/new/news/conflict.html

 できれば、Gem-PLanet topページ、サイト内検索で「コンフリクトダイヤモンド」を入力し、関連記事も読み合わせて下さい。

 ジュエリーの販売に携わる方は、是非お読み下さい。すでに、ジュエリーの展示販売会の売り場で、若い女性から「コンフリクト・フリー」について質問を受けたという情報が入ってきています。

 ジュエリー販売会社の幹部は、売り場の末端に至るまで、この問題に対して分かりやすい解説と対応法を教えておいたほうが懸命です。

 他の業界に比べ情報の共有化がなかなかできていないのが、ジュエリー業界の欠点です。

 売り場でまともに説明できないのが一番致命的になります。

|

« 下降する日本ジュエリー業界 | トップページ | 「キンバリー・プロセス」 »

宝石・ジュエリー」カテゴリの記事

コメント

>>TBを受け付けるのを中止しています。
何処も悩みは一緒みたいですね。(苦笑

映画の公開にあわせて14日のNHK-BSで
ABCの特集があり、そこでこの問題が放送されてました。
戦争をなくすのは難しいと思いますが
人間に他人の痛みを想像する力があるのなら
きっといつか全世界が平和になれると思います。
…などと奇麗事をいってみたり。

カッティングや屈折率
そして流行のシェイプなどなど
あまり詳しく調べてこなかっただけに
いろいろ興味深く拝見させていただきました。

投稿: のあなな | 2006/12/15 01:46

のあななさん、「出会い系」サイト・ブログからのTBが多いので、TBを受け付けるのを中止しています。申し訳ありません。

のあななさんのブログを拝見しました。「紛争ダイヤモンド」についてよくお調べになり、しっかりまとめましたね。すごいです。

戦争は、なかなか根絶しませんね。民族、宗教観の違いから地球のどこかでいつも「争い」が起こっています。

今の状況では、ジョンレノンのように「戦争のない世界」を想像することが出来ません。

投稿: 仁醒 | 2006/12/15 01:24

紛争ダイアモンドの話題を調べていたら辿りつきました。
不調なせいかTBが上手く貼れなかったんですが
とても興味深くいろいろと参考になりました。
私たちでできることは僅かかも知れませんが
一日も早く戦争がなくなると良いですね。

投稿: のあなな | 2006/12/14 23:54

 風さん、コメントありがとうございます。

 風さんのカラーダイヤモンドのブログ、いつもその知識の深さに驚かされています。

 コンフリクトダイヤモンドの原石の全流通量に対するパーセンテージは、正確にはどれくらいなのでしょうか。

 0.2%より少なければ、それは、喜ばしいことです。

 「0.2%」というのは、RDRの下記の記事より自分なりに判断し、引用しました。

 WDCの弁護士で、JVC(ジュエラーズ・ヴィジランス・コミティ)の会長CEOであるセシリア・ガードナー氏が、NYのミーティングで「・・・今日、アフリカの国々に平和がよみがえり、KPが実施されたことで、コンフリクト・ダイヤモンドは、世界の原石供給の0.2%になりました。・・・」

投稿: 仁醒 | 2006/09/27 19:18

こんにちは、いつも楽しく拝見しております。
細かいことですが、0.2%はアフリカの原石の中での割合だと思います。他の産地を含めればもっと割合は少ないと思いますよ。
DIAMONDFACTのページに販売員教育用プログラムも掲載されています。業界で和訳版を作って配布するのも良いかもしれませんね。

投稿: 風 | 2006/09/25 10:22

 事実関係の経緯、現状把握、対策と対応などの発表は、事態が深刻になる前に発表すべきですね。

 広報が先行すれば、マイナス条件であっても、消費者の信頼を得ることになると思います。

投稿: 仁醒 | 2006/09/22 14:23

SNS等の発達により、勉強不足の宝飾店頭販売者より、エンドユーザーの方が、より正確で最新の情報を持っている時代ですね。
JJAあたりが、迅速に正しい情報を、インターネットや他の媒体で、常時、流さないといけない時代に入っているのだと思います。

投稿: bunkyu | 2006/09/21 11:46

 bunkyu さん、コメントありがとうございます。業界レベルの情報の共有化を推進しなければなりませんね。

 商品に興味のある消費者側が、インターネットで簡単に検索して調べることができる時代です。

 デメリット情報、マイナス情報は、なかなか積極的に発表できないものですが、間違った情報、穿った解釈が流れる前に、正確な情報、事の経緯を消費者に知らせたほうが良いと思います。

投稿: 仁醒 | 2006/09/21 11:13

社員教育する前に、経営者自身が勉強してないケースが多々あります。
宝石処理の情報開示問題と同じで、努力レベルの低さを感じますね。

投稿: bunkyu | 2006/09/21 10:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画「The Blood Diamond」:

« 下降する日本ジュエリー業界 | トップページ | 「キンバリー・プロセス」 »